OBS簡単おすすめマイク設定2024
OBSで配信をするなら最低限これだけはしておきたいというマイク設定を紹介します。ノイズが多い・声が小さすぎる・叫び声が割れているなど音質の悪い配信を視聴するストレスは大きいです。せっかく配信をするのでしたら、最低限の音質は確保しましょう。
※この記事はあくまで最低限の設定ですので、自分で設定を詰められる人向けではありません。
OBSのマイク設定をする前に
元の音質が悪かったらフィルタなどでの設定にも限界があります。まずは元の音声をできるだけクリーンにしましょう。
マイクの位置
マイクはできるだけ口に近い場所に、マイクの正面を口に向けて設置します(マイクには向きがあります) マイクが口から遠いと、声に対した周りのノイズ音量が大きくなってしまうので、配信の場合はマイクは口に近いほどいいです。
また、マイクによっては指向性(マイクの音を拾う向き)が切り替えられるものがあります。その場合は説明書などを読んで単一指向性に切り替えた上で、自分の口に正面が向くよう設置しましょう。
ショックマウント
ショックマウントはマイクをゴムで浮かせることで、テーブルや床などの振動をカットする機材です。内蔵や付属しているマイクも多いですが、ない場合はマウスの移動やタイピングのドスドスとした響く音が入ってしまいます。
ショックマウントがない状態でのゲーム配信はおすすめしませんので、付属・内蔵しない場合はぜひ購入しましょう。
ポップガード
息の音が入らないようにするガードです。ない状態で喋るとボフボフした音が入ってしまいますので、できるだけ追加しましょう。
なお、こちらも付属していたり内蔵していたりする場合も多いので、よく確認しましょう。2重で追加してもあまり意味はありません。
モノラル設定
片側からしかマイク音声が出ない場合はこの設定をする必要があります。
音声ミキサーのマイクの項目の左側の「︙」をクリックしてオーディオの詳細プロパティを選択
開いたウインドウの中のマイクの項目のモノラルのチェックボックスにチェックを入れる
OBSのマイク設定
ここからが本題のOBSでのマイク設定です。
まず、OBSへの音声フィルタの追加のやり方を紹介します。
音声ミキサーのマイクの項目の左側の「︙」をクリックしてフィルタを選択
開いたウインドウの左下の「+」をクリックして追加したい種類のフィルタを選択
以下では、4つのフィルタを追加します。ノイズを消すフィルタ2種と音量を大きくするフィルタ、大きすぎる音を小さくするフィルタの計4種です。
ノイズ抑制
Speexを-10dbでかけましょう。RNNoiseはノイズを消す能力も高いですが、過剰に声を消して不自然になりやすいので、簡単に設定したい場合はおすすめしません。
ゲイン
ノイズ抑制の下に追加します。ゲインは実際に声を出してみて調整する必要があります。普通に喋ったときの声が音声ミキサーの音量バーの赤に少しかかるあたり(約-7db)に来るように調整しましょう。
ノイズゲート
ゲインの下に追加します。一定より小さい音をカットするフィルタですが、今回は設定を弄る必要はありません。
コンプレッサー
ノイズゲートの下に追加します。一定より大きい音を小さくするフィルタですが、こちらも今回は設定を弄りません。
まとめ
こちらで紹介したのはあくまで最低限の設定です。
ここで紹介した内容をスタート地点に、自分の録画などの音声を聞き直して問題点を潰していきましょう。
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