ラブレターズとお前と鈴木奈々(annkw20241012)
ラブレターズの優勝
キングオブコントので優勝したラブレターズに対して、オードリーファミリーだという春日。
春日は元々、ラブレターズの塚本と飲みに行く関係性があるのと、オードリーのネタライブに参加していることもありファミリーとして発言したのだろう。
そこで待ったをかける若林さん(以下、敬称略)
自分の手柄、また自分の腹心がキングオブコントで優勝したと声高らかに胸をはる春日に「やばいって」と窘める若林。
今回は、あくまで主役はラブレターズがすごいのであって、仲がいい春日がすごいという話ではないのよ、という空気をコントロールしている。この小さな空気の歪みを敏感に察知する若林はさすがである。
ただ、オードリーファンとしては、春日の考えに賛同してしまう。
オードリーファミリーでいいじゃない。きっとラブレターズもそう言われた方が嬉しいはず。武功を上げた腹心に新しいシークレットシューズを買ってあげて盛り上げてくれ。オードリー周りが大きな戦で功績を残していくのは、回り回ってオードリー天下獲りに繋がっていくようで嬉しい。
「お前」呼び
あちこちオードリーにて、元乃木坂の松村沙友里さんへの絡みが強く当たりすぎたと反省していた。その強く当たりすぎた理由として、「普段、日向坂と絡んでいるから」という。
若林の中で、松村沙友里さんには、失礼だったかなと思い、日向坂はokという線引きがある。同じアイドルに対して、線引きがされているのは関係性の違いだろう。
同じ言葉でも受け手によって、全然違うものになる。関係性がある中では、受け手の安心感がある。例え、強い言葉でも大丈夫という安心感がある。オードリーと日向坂の心の距離感が垣間見える。
と、思っていたら、
東京ドームライブを終えた後に若林が日向坂メンバーに伝えた言葉に引っ掛かりがあるという。
若林発信 :「次は日向坂の番だね」
日向坂受信:「次はお前たちの番だな」
日向坂メンバーのキャプテンや松田このは「お前たち」と受信しているのに対し、若林は絶対に「お前」なんて言ってない!絶対に!という。普段から言葉や関係性を気にする人がここまで強く言うのであるなら、そうなのだろう。ただ日向坂メンバーは、二人が二人とも「お前たち」と受信している。
この双方意見のバグは、受けて側の関係性によるものではないだろうか。
受信側の日向坂からしたら、より関係性が近い言葉での解釈になり、日向坂からしたらオードリーは芸能界のお師匠さんでもあるので「お前たち」に変換されて残っても不思議ではない。良い関係性。素敵。
このように考察していたら、
この後の若林トークゾーンで「疲れてくると口が悪くなる」という。
それに対して春日が人間の本性という。
先ほどの「お前論争」の見事な伏線回収で幕を閉じた。
鈴木奈々とロケの話
昔、春日のことが嫌いとういうくだりが二人の間で暗黙にあったルール。
久しぶりのロケーションで、そのくだりも含めて天真爛漫な振る舞いを楽しみにしていた春日。
ただ、いざロケをしてみると、ただただロケが上手くなっている鈴木奈々。
それに寂しさを覚える春日。
その寂しさ分かる。
鈴木奈々は同じ話を繰り返して、延々と空回ってほしいと思ってしまう。鈴木奈々からしたら、理不尽な話だと思うけども、一視聴者からするとタレント像に「こうあってほしい」と思ってしまう。これは芸能界だけでなく、我々の日常にもある話でもあるな。
つまり鈴木奈々に対する「こうあってほしい」は、自分自身の理想を他者に投影しているのではないだろうか。かつての自由奔放な天真爛漫スタイルは、社会生活の上で無意識に蓋をしている自由やがむしゃらへの憧れ。その鈴木奈々が、年齢や経験を重ねてロケーションの立ち回りが普通に上手くなっていることに、寂しさを覚えたのだろう。
日常生活で社会性という蓋を閉ざして自分を抑えている分、天真爛漫や自由な人への憧れが私にはある。
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