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日本人の暮らしについて考えさせられた

ふすま・障子・畳の生活様式がこの国の
生活様式そのものでした。
四季に応じて暮らす日本人の心そのもの。

とある国の人からは、ウサギ小屋の様な家。
と評される日本の家ですが。

確かに、自然に寄り添った素材を最大限に技能で生かし
有効活用しています。(こういう所がたまらない)

儚くも、しなやかに強か。加えて機能美。
もう、優勝しか見えませんね。

障子が破れない様な、気配り心配りをしながら
暮らすものなんだとさっき気が付きました。
私は神経過敏な癖にガサツなので(;´・ω・)
今、住んでいる所の障子の破れは
だいたい私がぶつかったりして、開けてしまいました。

入居の時から、結構きわまっていた状態の
障子ではあったのですが。
とどめに、雨風が少し吹き込んだ際に
シミになって、もろくなった箇所を
最近掃除中に大破してしまい。

障子の張替えをお願いした次第です。
仕上がって、返って来た時の感動ったらないですね。

世界が、淡く青白い。
子供の頃に住んでいた家は、障子を張り替えたりするのは
当たり前でしたが。
今はもう、張り替える気すら起きていないという
この体たらく。

日本人として、このままでいいのだろうか…。
文化の廃れって、実は日々起きている事なんだと思います。
【選択をしなかった時点で】
ちょっと、哀しい言い方かもしれません。
でも、事実だと感じます。

街の中に、今でも建具屋さんは見かけたりは
しますが、世代的に私の様な者からすると
ちょっと、どういう雰囲気か分からない。
お願いするには緊張する(;^_^A

実は、襖も結構痛んではいるので
新しい方が良いし…建付けの悪さが本当に異常で
隙間だらけの部屋なので(笑)
真冬とかは特に、床から外から風が吹き込んできます(´;ω;`)ウゥゥ

それは、もう諦めてはいるのですが
やっぱり、生活に密接な物が変化すると
心にも少なからず影響が出るのが分かります。

『せめて今年中は、新しい障子を破かさない様に
新年を迎えたいなぁ』
と、少なからず殊勝な心にはなっているので
障子の張替えをお願いして本当に良かったと思います。

破壊と再生がもたらすもの、ですね。
私は破壊専門ですが💦

おしまい。

お読みくださいまして、有難うございました( ^^) _旦~~

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聲樹(しょうじゅ)
書く事は生きる事、これからも自分なりに書き続けていきます。いただいたサポートはこれからの自分の心の充実のために、ありがたく使わせていただきます。