プラスアクト2011 1月 ーーーー頭がよく、一歩引いたところからの自分が見えてしまう。もう少しナルシストな面があってもいいのにと思う程、自分をよく見せようという欲と無縁だから、前へ前へ行きたがるタイプが多いと間に隠れてしまうこともあった。
カラーグラビア&インタビュー6ページ
夜の公園で撮ったカラーグラビア4ページ4カット
笑顔がなく佇むように、ぼんやりと立っていたり、しゃがみ込んだり
背後には定番(?)の金網
前にも書きましたが、プラスアクトの好きなところは、saiさんの美しいグラビアと、心を許した長年の付き合いのチームだからこその深掘りのインタビュー
それに加えて、ライターさんが導入部分や、話の合間に語ってくれる圭くん評
今回の導入部分の圭くん評も、そこを読んでるだけでもうすでに泣いてます😭
インタビュアーの鷲頭さんは脚本家さんなんだね
圭くんの言葉を魅力的に写してくれるだけじゃなく、その記事まるごとひとつの作品と言えます(好き)♥️
頭がよく、一歩引いたところからの自分が見えてしまう。もう少しナルシストな面があってもいいのにと思う程、自分をよく見せようという欲と無縁だから、前へ前へ行きたがるタイプが多いと間に隠れてしまうこともあった。
彼の武器は10年という月日を一見マイペースに、しかし実はかなりしたたかに芝居と向き合ってきたが故の、ホンモノの演技力だ。それをこれ見よがしに出さないところが田中圭の品のよさなのだ
が、もうちょっとけれん味があってもいいのではないかと思うこともあった。彼の魅力が、まだまだ世の中の人に伝わりきっていない気がして歯がゆかったのだ。
裏切りの街について
今まで10年やってきた自分の芝居ってものを全て否定されたってところがあったので、「裏切りの街」が終わって映像に戻った時に、"俺、今までと同じことが出来るのかな"とか、"どういう芝居に
なるんだろう"って凄い不安だったんですよ」
ーーーー自信を喪失した?
「元々そんなに自信があってやってる訳ではなかったんですけど、今までは人に見てもらえるところでの線引きだったのが、俺の芝居はもう人に見
せられないっていう⋯」
その後、ラブコメの現場がとても楽しくて、短期間で仕上がって、その結果を映像として見ることができたこと。
何かを得られたと思ったこと。
その他、同時期に複数の作品をやりながら、気持ちを切り替えるためのルーティーンについて
役者としてこうありたいという理想の姿って?という質問に、マジメに答えながらも最後ちょっと自分で茶化してしまうところが圭くんらしい(笑)
そのほんのちょっとにこだわって来てるから今があると思うし、そのほんのちょっとでも見てくれている人はいるから、そのほんのちょっとにこだわり続けていたいし、それが最終的にもっと大きくこだわれるようになれるのが理想なんですけど」
ーーーーその、ほんのちょっとを見てくれている人がいるのは、なんでわかったんですか?
「少なくとも僕が今役者としてここにいられる時点で、そういうことなんだろなって思っているから。さすがにイケメンとして是非ってところではないので(笑)」
プラスアクトまとめ
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遠慮がちにに宣伝(私の書いた小説)