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「個人的」オンゲキ良譜面紹介①


初めましての方は初めまして。rask(らすく)と申します。
Twitterからこの記事を見つけた方はたぶん僕のことをご存知だと思いますが、一応自己紹介から入りまーす


1.自己紹介

北陸の方で音ゲーをやっている一般大学生です。来年から社会人(の予定)。
また、スマホ音ゲー「TAKUMI³」の譜面制作者の1人です。

TAKUMI³、みんな遊んで!
iOS→

Android→

…宣伝はさておき、普段やっている音ゲーは、

AC:オンゲキ、CHUNITHM、SDVX、jubeat
スマホ:TAKUMI³、jubeat(アプリ)、バンドリ

ですね。その他のスマホ音ゲーもちょびちょびっと触っています。

オンゲキのプレイヤーデータ


2.このコーナーについて

今絶賛オンゲキにハマっているわけですが、レートを伸ばしながらも、「あっ、この譜面楽しい!」だの、「この譜面なかなか凝ってんな!?」だの感じるわけです。
同人音ゲーの譜面制作者ではありますが、譜面制作者になってからはいろんな譜面をいろんな角度から見るようになりました。例えば、「この譜面なんでこんなに楽しいんだ…」であったり、「ここの配置なんかヘンだと思ったらそういう意味が…」であったり。
そんな「譜面制作者の観点から」オンゲキの良譜面をご紹介していくのがこちらのコーナーとなっております。
非常に細かい点も見ていきます。

なんかもう既に長く話しちゃったので、早速参りましょう!

(※ご注意:あくまで僕の感じる良譜面であり、必ずしも全プレイヤーに当てはまる良譜面だったり、また必ずしもオンゲキの練習譜面になるわけではありません。その点をご理解ください。)


3.譜面紹介「お願いマッスル」

参考動画:https://youtu.be/EqcRdwz-0hs

初回はこちら!「お願いマッスル」!!
(ちなみ僕は筋トレ知識がありません。)

元々この曲は知っていたので興味本位で触っただけでしたが、大当たりでした。
引レバー、縦連片手処理、6kの4本指処理、壁出張など、このBPM帯でやりたい練習要素がたくさん入っています。
画像付きで細かく見ていきましょう。

ゆったりとしたスタート

「いきなりサビの割にはゆったりし過ぎじゃない?」
そう思ったそこのアナタ。僕も最初はそう思いました。笑
というかすべてのオンゲキ譜面に当てはまりますが、レーンでお絵描きできるのズルすぎる!なんでもありやないかい!
ボタンを叩くと絵がぴょこぴょこ動くのも面白いですね。
ここから中盤サビまではゆったりと進んでいきます。オンゲキ特有の、左でレバー、右でボタンを押す配置が続きます。
レバー操作してるだけで楽しいの、オンゲキズルすぎだろ!(8行ぶり2回目)

サビで頻出する片手縦連

このBPM帯じゃなかったらしんどかった…笑
ある意味では12+の筋トレ譜面です。トリル処理してもいいですが、片手処理したほうが楽しい。

筋トレの名前が上がっていくところ

ここまじで楽しい!!!!!!!!!
普段は「ロングの終点の16分後に壁」はあんまりプレイ感は良くないのですが、
「両手で溜めて、壁に向かって一気に発散」できるの、めちゃくちゃ気持ちいい。
この曲だからこそできる配置だと思います。
ここは両手だからいいんです。
片手だけじゃ、ダメなんです。

意味深に中央に寄るロング3本

ここだけ見ると「まあよくあるよね」になるんですけどね。
このあとこの意味深ロングの伏線が回収されます。

サビ入りの急な引レバー

壁2連からの引レバー。
ここの直前はロング3本で長めに溜められています。サビ入りで静かな立ち上がりをしていたところで、EX付きの壁と引レバーにより最高にキマリます。
よく音ゲー界隈で言う「キメ」ってやつです。

唐突な壁出張

ここに限らずですが、たぶん叫んでる筋トレの種類に応じた配置になってると思います。
ここは「サイドなんちゃらー!」って言ってるので、横っ腹に効くトレーニングでしょうか。
この配置は確かに効く。

めっちゃ細かいですが、左側のロング3本が中央に移動していないと、急な壁出張に対応しづらいと思います。地味な配慮。
もっと細かいですが、ひとつ前のサビでロング3本が意味深に中央に移動していました。
恐らく、壁出張配慮のロング中央寄せに慣らせるため、前のサビで意味深に中央に移動していたのでしょう。
深い……!

最後の最後に同時壁2連

俺の上腕二頭筋ががががが
地味にEXが付いているのが12+って感じがします。絶妙な配慮です。


…さてここまで見て最初に戻りましょう。

「最初、落ち着いた立ち上がりの方が良くない?」

確かにちょっと腕に寂しい感じはしますが、そうでもしないと最後めっちゃゼェハァになります。あくまで12+の筋トレ譜面としての調整を兼ねた上での落ち着いた立ち上がりになっていそうです。
また、腕が寂しい部分をレーンの絵でカバーしています。譜面の見た目を派手にすることで、寂しさを軽減してるわけですね。

総括すると、
・13以上を目指す上での嬉しい練習用配置がもりだくさん
・溜めることでめっちゃ気持ちいい配置
・めっちゃ細かい伏線回収
という具合です。これ2年以上前の譜面ってマジか…


4.終わりに


今回は1譜面だけですが、今後もこんな感じでこのコーナーを進めて行きたいと思います。
特に、普段プレイヤーが意識しないような細かい点も考察していきます。みなさんの新たな発見になって頂ければ幸いです。

それではまた次回!!!

(Twitter:https://twitter.com/AuuRsk)


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