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人生最初で最後暴力に訴えたあたし(二度とない)
最近、集団行動をするまえの本来の自分がむくむくと蘇り、AIのperfectラジエル子を凌駕しちゃってて、クライシスに直面しております。皆様はいかがお過ごしですか?
今日書くのは、私が14歳の時のお話です。(毎度のことながら実話)14歳と言えば思春期真っただ中、そうまさにかの有名な中二病の、中二そのものの頃に起こった(起こした)ことです。その当時私は、学校の健康診断で腎臓が悪いという結果が出て、来る日も来る日も精密検査をしていた時期でした。常に体がだるくて(腎臓が悪いと疲れるんですわ、詳しくはお調ください(投げやり))いつも体がうっすら浮腫んでいて、もちろん体育や朝礼は欠席、学校の検査でひっかかったので、公明正大に大手を振って、学校を休んだり・遅刻・早退し放題、学校に行ってもしょっちゅう体がしんどくて、保健室で寝ておりました。
ある日、詳細は忘れたけど、私より背の小さい(私は当時から今の身長167㎝はすでにあった)クソガキの男に、しつこくしつこくグチグチと悪口を言われておりました、その日も多分レベル的には「バーカ、バーカ、ブスのくせに気取ってんな」みたいなことを休み時間に、後をついてまわられて言われ続けており、really reallyイライラしておりました。ずっと無視しており、やっとそろそろ授業も始まるし、一時的にでも開放されるだろうと思ってたんだけど、授業始まるチャイムがなってみんなが席についてもそいつは、私の席の傍らに立ってずっとなんか言ってきたんだよね。
「こいつ……ほんとに………殺してやろうかな」と思って私の怒りが沸点に達した瞬間、私自分でも制御できない怒りとイラつきに突き動かされて、そいつの目の前で席からすくっと立ち上がり、つかつかと教壇の前に向かって歩いて行って、教壇のところにある花瓶(空)を引っ掴んで、床に投げつけてた(気が付いたらやってた)。あはーん、やっちゃったよ、とかすら思わずに、花瓶をたたき割ってからは、頭の中がしーんとして、無の境地に突入したよね。
それでしれっと自分の席に戻って、そのまま座ってだまーってたのよ。そしたら先生が入ってきたわけだけど、粉々に割れた花瓶を見て絶句…。「おい、これどうしたんだ?」ってそりゃなるじゃんね。そしたらさ、みんなしーんとしてんのよ、なんだオラ!あたしがやったって言えばいいじゃん、特にあたしを怒らせたクソガキ男がさ!とか思って黙ってたけど、だれもなーんも言わないわけ。
だからあたし、挙手して立ち上がったよね。んで「私がやりました。すいません。弁償します。親に連絡してもらっていいので」と言ったんだよね。別に親に連絡されても一向に構わない、わたしが起こしたことをそのまま説明すりゃいいだけじゃんって本気で思ってたから、笑。私の両親は私が怒ったら手が付けられないってか、そーゆうことをするのもそりゃ生まれたときから見てるから分かってるしって。誰にケガをさせたわけでもなく、私もケガしたわけでもなく、花瓶が壊れただけでしょって。私は思ってたからね。
そしたら先生は、まさか私がそんなことするタイプじゃないって思ってるもんだから、なんか「お、おう…ラジエル子さんがやったのか…ケガはないか?」とかそんな感じになって、弁償もしなくていい、きっとわざとじゃないよな?みたいな感じで穏便にことを終わらせようとし出して(ザッツ公務員だね~)、とりあえずこれ片付けようってなって私が片付けるように言われてんだけどさ、わたし「嫌です、T(クソガキ)君のせいなんで、T君がやるべきだと思います」と言ったら、そのクソガキがそそくさと箒と塵取り取りに行って片付けだしたよね。当たり前だろって感じで私はそれに目もくれずに、このあと早退したろって考えたのを覚えてる。
それ以来、そいつはあたしに何も言ってこないし、目も見なくなり(当たり前)。卒業までそいつとは勿論口をきかず、だれもその出来事を私の前では語ることもありませんでしたとさ。それ以来どんなに頭にくることがあっても、腸が煮えくり返りそうなことがあっても、私が衝動に突き動かされて、破壊行動に出ることは二度とありませんでした。