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好きなタイプにロックオンした瞬間いろいろ。

基本「男芸者」タイプにしか食指が動かない女の私ですが、このタイプだからって誰でも好きになるわけではなく、そこから先更に好きになるというか、ロックオンするのはどんな時だったかを今回は書きますね。

過去の例を具体的に挙げると…、この男芸者いいな〜〜と思ってお家に遊びに行った時、その人の本棚を見て遠藤周作と岡崎京子の作品が全巻揃ってたのを見た時!キターーー!!好きだわ……ってロックオン。ちなみに私も全巻岡崎京子持ってますけど、遠藤周作は一作読んだことがある程度。遠藤周作全巻持ってるとかそーゆうところに、萌って思ってしまうのだよねえ…。我ながら謎のツボ。ちなみに大島弓子の良さって私分からないんだけど、大島弓子が大好きっていう男性が知人にいて、それはなんかいいな!って思ったこともあります。その感性に、ほれてまうやろーってやつです(意味不明でゴメン)。これが村上春樹が全巻本棚にあっても、ふ〜ん(別に)なんだよね何故か。

また別の相手とは、こんなことがありました。面白い人だな〜〜でもなんか男芸者が過ぎてこの人ちょっとキケンな感じだよな〜、ああ、でも話も合うしなにより面白いし(二回目、私にとっては面白いってめちゃくちゃ大切なことなんで)、賢い人だな〜〜久々のザ・男芸者だな〜やっぱりいいわ〜玄人は!って思ってる人と話してて、吉本ばななの話になったんですよね。吉本ばなな私は10代前半の頃から大好きで、小説もエッセイも共著とかも全部読んでるし持ってるの。彼女もキャリアが長いからまぁまぁ作品数多いじゃないですか。んで、好きな作品って人ぞれぞれだいぶ違うと思うのよ、ばななファンでも。そしたらその人が、一番好きなのは…って話し始めたんですよね。

男芸者:「僕が一番好きなのは、暗夜行路かな、あ、暗夜行路は志賀直哉か」
私:「あ、白河夜船ですよね?」
ってやりとりがあって…この間違いってさ!!!超アメージングじゃね?この人好きだわ〜〜ってロックオンしちゃった瞬間ですよ、ホント。私も白河夜船がなぜなら一番好きだから。そして志賀直哉の暗夜行路と間違うとか!超ツボ!!!!計算だったら相当の芸者スキル…恐ろしい子!!!!(ガラ仮)ちなみにこの場合もあたし別に志賀直哉好きなわけでもないんだけどさ、暗夜行路の主人公が、大山の地に立ったときの大自然の描写がほんとに素晴らしいと思っているので、私の心の琴線に触れまくったのでした。ええ、ええ。

で、その次に好きなのは…「ハチ公の最後の恋人」とか言いやがって!!これも私ほんとに大好きな作品で大学時代何度も繰り返し読んでは、自分と重ねたりなんだり、ほんとにバイブル的なですね…ええーーーん、男芸者な上にこんなところでシンクロしちゃったら、好きになっちゃうじゃん〜ばっきゃろーと思って、動揺しまくった私なのでした。(多分表情とか見た目とかからは全然それ伝わってないと思うけど…)

みんなはどんな瞬間にロックオンしてるんでしょうか〜?視覚で、言葉で、振る舞いで、いろんなロックオンのし方があるもんなんでしょうね。

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