ヒアリングは蝶の様に舞い、蜂の様に刺す!
こんにちは、ラシンで取締役COOやってる武です。
好きな映画は魔女の宅急便です!!
ヒアリングに必要スキルとは?
以前、書いた記事でビジネスパーソンはヒアリング筋肉を鍛えるべし的な事を書きました。
ヒアリング筋肉
相手の伝えたいことを100%理解する事で、絶大なる信頼を得る力の事ですね。
相手の伝えたいことを100%理解するためには、そもそも相手に伝えたいことを100%話してもらわないといけないですよね。
その為の質問力やリアクション力、先導力など全て活用して気持ちよく話をしてもらわないといけないんです。
伝えたいことを100%気持ちよく話したら、相手はあなたの事を好きになり、また話がしたいと思ってもらえます。
この状態が絶大なる信頼を得た状態です。
noteではヒアリング能力の重要性みたいなザックリした内容に留めてまして、じゃー具体的にどうやったらヒアリングスキルが付くの?って部分はラシンメンバーにはキチンと言語化して伝えてます。
知りたい方は是非ラシンの仲間になってください笑
ヒアリングはスキルだけ十分なの?
この問いに関しては基本的には「YES !」 です。
ただ、上に貼ったnoteを見てもらえば分かる通り、そもそも相手と良好な関係を築いておかなければ、せっかくのスキルも無意味なものになるので、そこは誤解なき様。
今回お伝えしたいのは、このスキルにプラスαする事で、よりクリティカルなヒアリングができる様になるよって話です。
かなり抽象的な表現が多い内容になるのでフワッと読んでもらえれば良いかなって思います。
ヒアリングに臨む際のスタイルは?
伝説のボクサーモハメド・アリ氏が残した言葉
「蝶の様に舞い、蜂の様に刺す!」
原文は『Float like a butterfly, sting like a bee』
モハメド・アリは、ドゥルー・バンディーニ・ブラウンと共に試合前にパフォーマンスとして、このフレーズを叫んでいた。
こちらは3度ヘビー級王者に輝いたアリのファイトスタイルなのです。
僕もお客さんやメンバーと話をする時は、このスタイルを意識しています。
考えがまとまっていて、言うべき事(問題点や課題、解決策etc)を的確に述べられるって人は案外少ないのです。
かく言う僕もこのnoteは何度も見直しながら、自分の思考と向き合って書いていく事で、ちょっとづつ言いたい事がまとまってきています。
蝶の様に舞いながら、相手に一杯アウトプットしてもらう。
相手の言うべき事が明確になるまでは、一杯アウトプットをしてもらい凝り固まった思考を解し拡げてもらいます。
相手と打ち合わずにヒラヒラ交わしながら、内容を深掘らず話を展開していくのです。グルグルと同じ様な話を何度か展開していくと、徐々に相手の思考が整理され言うべき事が定まってくるのです。
蜂の様に刺し、深掘っていく。
相手の言うべき事(=今回ヒアリングしているこちら側の目的)がバチっと定まった次の瞬間、一気に話を深掘っていくんです、まるでkiller beeが獲物を捕らえるかの様に!
そこからは、基本的なヒアンリングスキルを使って進めていけば、こちら側のヒアリングの目的が達成されるのです。
決して鼻息荒く、最初から刺しにいっちゃダメ
ずっと会いたかった人に会った時など、かなり気合い入れて打ち合わせに臨むと思うんです。
相手の一言一句聞き逃さぬ様、発せられる言葉の意味を深く知ろうとするあまり、全ての言葉に100%で反応するって経験した事ある人は少なくないはずです。僕も新卒で入ったリクルートの営業2年目までそんな感じでした。
これって相手からするとジャブ打ってるのに、毎回「ナイスストレート!」って全力で褒められながらミット打ちしている様で、疲れちゃうんです。
こちらは蝶の様に舞いながら相手に気持ちよくジャブを打たせながら、勝負どころを演出してあげないといけないのです。
終わりに
どうでしたか?
最後はボクシングの話になったので、何が言いたいんだって感じかもしれませんが、フワッと感覚的に捉えてもらうだけで大丈夫です。
蝶の様に舞う事で俯瞰して相手が見れ、蜂の様に刺す事で圧倒的な当事者意識を持つという対局の自分を内包する事で、振れ幅の大きい何とも魅力たっぷりな人になれるんじゃないかと思ってます。