
See around the corner
こんにちは。ラシンの茂木です。
2024年を振り返り、2025年の展望を書きたいと思います。
・2024年の顧客
今年のラシンは大きく顧客数を増やした年となりました。3年前から業務提携をさせていただいていた提携先パートナー様からのご紹介が約10倍に増え、これまでとは比べ物にならないくらい本当にたくさんのお客様に出会えた年となりました。またこれまでは北部九州の個人事業主や中小零細企業に特化したサービスを展開していましたが、今年は成約に至らなかった案件もありますが、九州外のエンタープライズ企業や、スタートアップ企業との取引も徐々に始まり出した一年でした。レイヤーの違う顧客からのご相談が増えてきた要因としては、何か起爆的な新しい動きを始めた成果というよりも、これまで全員で一つ一つのお客様に向き合い、積み上げてきた実績が、"ベリウェブ"というサービス、そして"ラシン"という会社の信頼信用となり、少しずつ芽を出してきたからにあると思います。
・2024年の組織
2024年のラシンは組織としても大きく変化した年でした。一番の変化は新卒メンバーが4名加わり、組織にとてもポジティブな風を吹かせてくれ、全体としての推進力が増したことです。新卒メンバーが入ったと同時期くらいに顧客数が大幅に増えたため、これまで誰も経験したことがないような仕事の仕方を強いることとなってしまったため、新卒メンバー含め、ラシンメンバーの全員が本当に大変だったと思います。改めて皆さん本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。正直昨年よりも全員がハードワークをすることになりましたが、それでも誰一人嫌な顔をせず、楽しみながら前向きに仕事に取り組み、全員で乗り切ったこの一年は組織としての胆力を高め、2025年により一層の成果を出していくための礎になったと確実に思っています。
・2025年の展望
2025年もたくさんの変化があります。まずはより持続可能なサービス運営にしていくため、主力事業であるベリウェブの料金改定を行います。
また2024年後半から始めたディレクター、デザイナーのパート採用活動が終わり、4名の仲間が新たに加わってくださることにもなりました。新卒メンバーも1名入社する予定で、組織体制がさらにアップデートされ、より多くの顧客様に価値提供ができるようになるのではないかと思っています。
また2025年はラシンとしても個人としても成果に向き合う1年にしたいと思っていますが、まずは私自身がもっともっと自分の生み出す成果に向き合いたいと思います。
①既存事業ベリウェブの「組織体制の最適化」、「サービスの標準化」により安定的かつ持続的にサービス提供できる環境を整え、より多くの顧客へベリウェブを拡げること
② 2024年に少しずつ増えてきた九州外のエンタープライズ企業や中堅規模、スタートアップ企業との取り組みを開拓すること
他にもやることは山々ですが、上記2つは重要なテーマとして臨みたいと思います。
・おわりに
最後に少し話は変わりますが、最近とても響いた言葉を聞いたので、共有させていただきます。
先日12/9-12/11の3日間、アスティーダエグゼクティブサロン2024に参加させていただき、錚々たるビジネスリーダー(スタートアップから急成長ベンチャー、VC、CVC、上場準備企業、上場企業のC×Oなど)のお話を聞く機会をいただきました。
中でも最終日のメインセッションでもあった楽天グループの三木谷社長が一番最後にリーダーへのメッセージとして発していた言葉「See around the corner」という言葉が強烈に印象に残っています。
「角を曲がった先がどうなっているか見る」という意味の言葉です。
見えていない先をどう見通すか。三木谷さんが楽天市場を1997年5月に始めたときには、1カ月の取扱高(流通総額)は約30万円でした。その約30万円のうちの20万円は三木谷さんが買っていたそうで、実際には10万円くらいとのこと。今はグローバルでの流通総額が年間で10兆円に近く。これほどの規模になると想像できた人はどれくらいいるでしょうか。
この言葉には、先を見通すことの重要性と同時に、目の前に壁や山が(課題、問題)あった時に、壁と山の先は全然違う景色になってるかもしれない。というまだ何も成していないが目の前に大きな壁や課題を抱える、個人やラシンのようなベンチャー企業を勇気付ける言葉とも理解しました。
社会的にも、2025年はこれまでにないスピードでの変化が進むと思います。
変化の激しい不確実性の高い世の中で、先がどうなっているのかはわかりませんが、先を見据え、変化を楽しみ、変化に適応した個人と組織が生き残っていくことが自然の摂理です。(ラシンのフィロソフィー:変化し、挑戦する)
角を曲がった先の景色は素晴らしいものになっていると期待をし、自分と周りの仲間を信頼して2025年も進んでいければと思います。
改めて今年一年、本当にお世話になりました。
来年もよろしくお願いします!
皆さま、良いお年をお迎えください。