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3年前の公務員経験を思い出すと泣きそうになる私が、ソーシャルワーカーと話してみた
「もしかして…これが…トラウマってやつか?」と思うものを、最近見つけました。
バイト中、「これ、今のうちにやっておくといいかも」って思って作業していたときのこと。
優しいお姉さんがスタタタタっとやってきて、「他の人が電話してるときは、後ろで音を立てる作業しないでね」と、優しく教えてくれました。
次の瞬間、目の前が灰色になり、3年前に公務員だったときの景色が戻ってきました。さくら舞い散る中に忘れた記憶と君の声くらい、ありありと戻ってきました。
あのときも、自分が良かれと思ってやっていたことが周りには迷惑だったことが、たくさんあった。人づてにまとめて怒られて怖かった。もしかして、みんな言えないだけで、またわたしは、他にもやらかしてる?みんな心の中では「迷惑だ」って思ってるのかも。やっぱり、わたしは社会でやっていけないんだ。
そして、泣きそうになってる自分を見てるもう1人の自分が「これさ、やばいんじゃない?」「引きずりすぎじゃない?」「もう3年も経ってるんだよ?」と言っていました。
これは、やばいかもしれない。
ということで、トラウマについて詳しい、ソーシャルワーカーでもあり、こんまり流片づけコンサルタントでもある、ゆいちかさんに話をしてきました。
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(ゆいちかさんのプロフィールこちら貼っておきます↓)
今日は、この状況がやばいのかやばくないのか、その理由はなんなのか、ということをシェアします。
※わたしの状況について教えてもらったことと、それに対するわたしの感想です。似たような方すべてに当てはまるわけではないし、わたしの解釈が間違ってるところもあります。なので、この記事は参考程度にしてもらって、必要な方は専門家の方に相談することをお勧めします。
結論!
やばくは、なさそう…!
ゆいちかさんは、わたしの話を聞きながらも、「ここがいい感じだよ」ということを、いくつか教えてくれたのです。
特に印象に残ったことを、2つ言っておきます。
その1
その場で落ち着くことができたこと。
わたしは、過去の怖かったことを思い出して泣きそうになったけど、泣かないで、一旦トイレに行って深呼吸をしました。
人によっては、その場で泣いて、次の日に仕事に行けなくなることもあるそうです。
泣くことは悪いことではない。だけど、そこでトイレに行くことができたのは、すごいって言ってもらいました。
その2
事実と感想を分けて話せること。
公務員のときの経験を話したのですが、その時に事実と感想をちゃんと分けて話せていたそうです。
人によっては、「今のは、事実…?あ、想像でしたか!」となることもあるらしい。
事実と感想をごちゃごちゃにしがちなわたしですが、公務員のころの記憶はちゃんと分別できているんだなあと。あとは、ゴミの日に忘れず出すだけかもしれん。
そんな話をして、「大丈夫」ってあったかくて軽い気持ちになり、zoomを切りました。
終わってから気づいたけど、「大丈夫」って態度は、いいもんです。
落ち込んでいるとき、「大丈夫かな?心配だよ」って腫れ物に触るような態度を取られるよりも、普段どおり接してくれる方が気持ちが楽ってこと、あると思います。そうじゃないときもあるかもしれないけど。
BTSのジミンも、「行き詰まってお酒を飲んでばかりだった時期に、不思議なことに何か言ってくるメンバーはいなかった」という話をしていました。
同じくBTSのメンバーであるシュガは、「そういうときは放っておくのが良い」と、ちょっと得意げに言ってました。
そんな状況の時に、横で「大丈夫だよ」「元気出して」と言われたら、もっと逸れていく(中略)「そのうち良くなる」くらいでいるのがいいんだよ
↓参考動画です!ここから行くと該当箇所に飛びます
なんとなく、それと似てる気がします。
ゆいちかさんが「大丈夫」という雰囲気で接してくれて、それを見ていた自分の1番近くにいるもう1人の自分も「大丈夫」っていつもどおりになれたことで、心が軽くなった。
そんなわけで、「やばくないし、大丈夫」って思った方が、今のわたしは気持ちが楽になれるので、そちらを採用!
ちなみに「自分の心が楽になる考えが正しい」、これは、高校生の頃、仏教か何かの本で読んだ言葉です。ずっと大切にしてます。
めでたしめでたし。
ところで、わたしは「公務員クビ体験記(仮)」を書こうとしていたんでした。
だけど、それは少し考えものかもしれません。
つらい経験を人に伝わるように文章にするというのは、小説家並みのことだし、落ち込んで上がってこられなくなることもある。ゆいちかさんもそう言ってました。
それが「良い作品」になることもあるから、一概に悪いこととは言えないそうですが…
ひとまず、公務員だった過去と向き合っていく過程なら、こんなふうに書けそうです。なので、これからも書いていきます。
誰かしら、わたしみたいな人の気持ちが楽になったら、それはちょっとうれしいかもしれないし。
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