『まちカドまぞく』レビュー
『まちカドまぞく』
伊藤いづも (著)
♡
もうさいっこう!
めちゃくちゃ面白い。だいすきです。
お話としては、主人公の15歳の女の子、吉田優子がある朝、突然封印されしまぞくの力に覚醒しちゃったのです。で、彼女は『シャドウミストレス優子』というまぞく名で活動して「魔法少女」を倒すという使命を帯びるのです。が、なにしろツノとしっぽが生えてきた以外はとっても普通の(ポンコツぎみな)女の子。はたして物理少女もとい魔法少女をぶちころがせる日はくるのでしょうか?
というかんじのストーリー(のつかみ)なのですが、これがまた可愛いだけじゃなくてめっちゃ面白いのです。
このマンガ、4コママンガってこういうものよね。っていうワタシの中の常識を完全に打ち破ってくれました。
4コマなのにストーリーがあるのがもう目から鱗。ちゃんと4コマごとにオチがあるのに、一巻一巻のラストではストーリーが綺麗にまとまって、その上次巻への引きがある。さわやかな感動までついて!
ほんと、感動するんですよ。わたし、まじ泣きしそうになりましたもん。(ほんとよ?)
ストーリーも良いんですが、とにかくこまかな伏線の貼り方と回収の仕方がめっちゃ上手いのです。
詳しくはネタバレになってしまうので内容は書けませんが、まあだまされたと思って読んでみて! ほんと、良いです。マジで。
とりあえず1~2巻は Kindle Unlimited で読み放題対応なので、まずはこの2巻だけでもどうぞ。2巻までのお話でちょうどアニメの一期分です。
私は最初、アニメでこの作品を知ったのですが、アニメで見た感じでは、原作はてっきり普通のストーリー漫画だとおもったんですよね、で、マンガだったら4~5巻分のストーリーでワンクール(12話)ぐらいなんだろーなー。なんて漠然と思って本を読み始めたんですが、これまたびっくりの内容の濃さ!
2巻でがっつりアニメ12話分が詰まってます。4コマで、ですよ!
超濃密です!
あ、もちろんアニメも良くできてましたヨー。また見たいなー☆
なんて思ってたら、今日(!)から再放送されるそうです!
まだ見ていないかたは是非是非! 原作の雰囲気をそのまま生かしていい感じに作られています。原作のナレーションの声が、4コマのタイトルの使い方とうまく絡められていて、それでもって最終話のエンディングでそのネタばらしをしてくれるなんていうサプライズまで。(こういう小ネタの使い方もとっても『まちカドまぞく』らしくてよいんですよねー☆)
あとあと、細かなコマの使い方や、アパートの内装の3D的配置の妙などなど、一読じゃ気が付かない細かいところまで書きこみがっつりあるとか、どこまでも細かく語りつくしたいんだけどもう再放送まで時間がないから今日はこんなところで勘弁してやるかんじでひとつ!!(あわててるw)
アニメみましょう。でもって、マンガ読みましょう。いまんとこ6巻まででています。2巻までで満足してたらもったいないですよ! そのあとますますめっちゃすごいんだから!!
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