見出し画像

5年目のBioLite

キャンピングストーブの世界は奥が深いのです。

私もいろいろ触ってよくやけどしたりしてますw

さてさて、なかでも一番の変わり種はコレ。

画像1

BioLiteという奴です。

燃焼する熱で発電して、iPhoneも充電できるよ! というコンセプトの商品。この写真のタイムスタンプが2015年5月。お誕生日に(今は亡きSNSのお友達に)贈ってもらった新商品を近所の公園のBBQサイトでテストしている時の写真ですね。ぴかぴかの新品。iPhoneも5年前なのでちょっと古い(5かな?)ですね。

たしかキックスターターか何かだったとおもいますが、クラウドファンディングサービスでお金集めて商品化したヤツなんですよねー。最初半信半疑でしたが、いちおうは、ちょおっとだけ給電できるようでした。

画像2

↑ちょっとだけ充電しようとしている図
でもこの後力尽きてすぐ電気送れなくなりましたw

まあ、もともとこの充電機能は発電で作られた電気の「余剰」を使う、とマニュアルにも書かれているので、仕方のないところではあります。

画像16

充電できる! って点ばかり当初強調されていましたが(キックスターターでもそう歌っていたけれど)、この子のキモは実は

強制吸気式ネイチャーストーブである

という点ではないかと思うのです。

ネイチャーストーブと言うのは、そこらに落ちている枯れ葉や枝を燃料にしたストーブのことで、小さな焚火台みたいなやつです。

↑こういうのが有名。

燃焼室の下から空気が入って、徐々に狭まる内部を温まった空気が登り、煙突効果で吸気が加速してどんどん熱が高まるというやつ。

上手く火が付けば結構な火力になるんですけど、なかなか火が付かないのでちょっと面倒くさい。

その点、このBioLiteは、「強制吸気(送風)」が内部にあるモーターファンによって行われるので、ふいごでふーふーしたりウチワでパタパタあおがなくても大丈夫。

スイッチをポチっと入れるだけで(まだ電池が残っていれば)ひゅいいいーーーん! と空気が取り入れられてガンガン燃焼します。

画像4

燃焼が始まってしまえば熱電対で電気が発生して本体の電池に充電されるので、さらにファンをパワーアップすることも可能。

トルネード状に炎がわき上がるとけっこうな高火力です。

ただ、やはりファンを回転させることに電力つかってますから、ついでにスマホを充電しようとしてもなかなかそっちまでは電気がまわらないようです。iPhoneフル充電するとしたら、どれだけ燃やし続けないといけないか見当もつきませんw (ぜんぜんエコじゃない気がするw)

それと燃焼部が小さいので、あっという間に燃料(の木の枝とか)が無くなり、次々足さないといけないので、上に鍋でもかけているとそのたびに鍋を外したりなんだりで大変なのが玉にキズ。

とまあ、そんなこんなでいろいろ燃やして遊んだ2015年だったのです。

で、その翌年(2016)

画像5

画像6

画像7

またお誕生日にオプションパーツが届きました。わあい(∩´∀`)∩☆
(毎年ありがとうございますう!♡)

上のはケトルポット。そのままBioLiteの火に掛けられるヤカン兼ポット。けっこう大きなポットなんですが、内部にBioLite本体をぴったり内蔵する保管ケースにもなります。

下の楕円形のやつはポータブルグリル。BioLiteにセットして、グリル焼きを楽しめるプレートです。
これ、内部を熱風が流れるようになっていて、さらに上の蓋が開閉式なので開けて燃料を補給できるという、なかなか考えられた仕組みでした。(でもかさばる><)

画像8

新品の輝き!(この蓋をしめると、周りの網に熱風が流れる仕組みです)

もう、やることと言ったらコレですよね☆

画像9

じゅーじゅー☆

画像10

どんどん焼くよー☆

画像11

(∩´∀`)∩☆

画像12

うまうまです☆

普通、これくらい焼くのは、ガスなりアルコールなり炭なり、何かしら売ってる燃料が必要になるのですが、この時は松ぼっくりや枯れ枝を中心にしたネイチャーな燃料だけでここまで焼けたのが素晴らしかったですねー。
(BBQのできる某公園でやったのですが、おかげで掃除が行き届いてしまって、見える範囲のBioLiteに入るサイズの枯れ小枝などが綺麗になくなりましたw)


画像14

ケトルも使い、食後にお茶など☆
(後ろに倒れてるのはお役御免になったグリルプレート)

まあこれだけ楽しめて燃料不要(買わずに済む)なのは、いいかもしんない。

ちょっとかさ張るけれどまとめてバック(IKEAの小さいSサイズのビニールバックがちょうどよいかんじ)に入れておくと、非常時の持ち出しグッズにもなってよさそうです。


それからまた次の年(2017)

画像15

もうガンガンつかいまくってプレート真っ黒w
網の上に炭を置いているのは、ここで火付けをしてから本体に投入するというテクですw (炭を使うと燃焼時間が長くなることを覚えましたw)

ただどうしても燃焼室の小ささで燃やし続けるのが大変なのが気になっていたので、この年、実はBioLiteの新製品の

画像16

コレを買おうかと密かにおもっていたのです。が、いつの間にか廃版? になってしまったのか、日本公式代理店のモンベルのサイトからも消えてしまっています。

かわりに発電機能のない強制吸気式焚火台が出てきていました。

https://www.bioliteenergy.jp/menu44/contents839

画像17

これはこれでよさそうだけれど、なんていうかラグジュアリー感が増していて、発電やソーラーパネルでエコにこだわっていた会社の製品らしくない気がして、あんまりワタシのココロの琴線に触れないのでありました。
(でっかいバッテリーが付いていてその力でファンを回すだけのようです。そして本体がとても大きいのでちょっとワタシ向けじゃないかんじ)

そして今年(2020)

初心に戻って燃やします☆

画像18

緑の中でまだまだ現役☆(これはもう廃版の型なんですけどねー)

画像19

お湯を作って

雑炊つくったり今度のキャンプでも役立ってくれましたです(∩´∀`)∩☆

―――

最後に、公式サイト張っておきます。最初のころは代理店がなくてマニュアルも全部英語だったんですけどねーw

https://www.bioliteenergy.jp/

画像14

#キャンプ #ストーブ #BioLite #キャンピングストーブ #アウトドア #アウトドアグッズ


いいなと思ったら応援しよう!

神楽坂らせん
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費にさせていただきます!感謝!,,Ծ‸Ծ,,