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前立腺癌の進行を調べる検査をしました

癌が有る事がわかったら、次の検査は進行がどの程度なのか?を調べる検査になります。

①7月12日 腹部CT
生検結果=癌の告知後すぐに腹部のCTを撮りました。
前立腺の周りのリンパ節などに転移が無いかの確認のためだと思います。

②7月18日 M病院で骨シンチ検査
前立腺は肺と骨に転移しやすいんだそうです。午前中に放射性薬剤を注射し、全身に回る3時間後に検査すると言うことでした。
前日や当日の食事制限などもなく、3時間の間は院外で過ごしても問題ないとのことです。
CTみたいな機械で30分ほどの検査でした。

③7月20日 K病院で胸部CT
肺への転移の有無を調べる検査です。

ここまでで前立腺癌の進行度合いを調べる検査は終わって、当日検査報告がありました。

幸い、画像診断的には癌は前立腺の中に留まっていて、外側にはみ出してきたり、リンパや肺や骨に転移していないと言うことでした。
とはいえあくまで「外側からいろんな機械で調べてみたら」と言うことなので、細胞レベルで種が飛んで行ってないと断言する事は出来ません。

なので、①前立腺の中にある癌腫瘍をやっつけることと②周りに飛んでるかもしれない細胞レベルのガンをやっつける事を同時に考える必要があります。

初期の前立腺癌(前立腺外への浸潤や転移が無い)の場合は大きく3つの選択肢があります。
A:手術で取っちゃう
B:放射線で焼いちゃう
C:とりあえず様子見

Cは良性とまでは言わないまでも、増殖のスピードが緩やかで、転移などの可能性が弱いもの。

他の死因で亡くなった男性の身体を調べると、まーまーな割合で前立腺からガンが見つかるのだとか。
そう言う命に影響を与えないレベルならばわざわざ切った貼ったをしなくても問題ないと言う事なのでしょう。

しかし、私のグリソンスコアは4+4の8。
なかなか面構えの悪そうなやつで、ほっとくと悪さをするのが目に見えてます。

なので選択肢としてはAかBになります。

Aだと普通の手術もありますが、最近は前立腺癌のダヴィンチを使ったロボット手術が保険適用になっていますので、基本的に選択肢はロボット一択となるようです。

Bだと放射線や中粒子線、重粒子線治療といった外照射(外側から狙いをつけて当てるタイプ)と患部に放射線の出る金属を埋め込んだり、針のようなものを指して直接患部に放射線を当てる内照射があります。

また、身体の中にすでに飛んでるかもしれない癌細胞に対する治療は前立腺癌の場合ホルモン治療が有効だそうで、抗癌剤などを使うのはもっと後のステージになってからのようです。

と、このような説明を詳しくしていただき、最後にどれにしても成績はあんまり変わりませんが、どれを選びます?

んー、癌=切除(手術)だと思っていたので色んな選択肢があって、さらに自分で選べるとなるとなかなか悩ましいところです。

食堂でランチを選ぶようなわけにはいかない(^_^;)

ここから新たなお勉強を始めました。

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