婚活～旦那さんとの出会い～

当時28歳の私は、彼氏とも別れ、職場も習い事（フラダンス）も、ボランティア活動も女ばかりの世界で生きていて、家→職場 or 家→習い事の往復生活。

友達は既婚（子持ち）か彼氏持ちしかおらず、なかなか会えることも少ない。寂しい。。妹にも先を越された。。

このままでは白馬の王子様になんて出会えない！私は結婚したいのだ！！とある日思い立ち、職場の人の進めもあり、数ある出会いの選択肢の中からマッチングアプリを選んだ。

何故そうしたか。理由は３つある。

①大勢が集まるパーティ形式や合コンが苦手（そもそも友達等が既にパートナーがいてそんな話すら舞い込まない。）

②条件が絞れる（これだけは嫌という条件が避けられるメリット。）

③1人の人とじっくり向き合える。話せる。

以上の事から、私は早速1つのアプリに登録。

未だにマッチングアプリ等に抵抗を示す人もいるけれど、出会いが無いと嘆いているだけなのはナンセンスだと思っていたし、大多数はまじめに婚活をしている人ばかりで、実際たくさんの人と会ったし、私はそのアプリでお付き合いに発展した人もいた。が、その恋愛は残念な結果となった。これ以上の人（性格面で）とは出会えないかもしれないと、別れを決断するまでに毎晩大泣きした程。。

その後なかなかこの人！と思える人に出会えず、これでダメだったらしばらく婚活は休もう。長女だし、実家に帰るのもいいかもしれないと思い、腹を括って別のアプリに登録した31歳の秋。

そこで私は、はかなげな顔の写真の男性がなぜか気になった。（単純に好みの顔だった。と思ったが、後々その写真詐欺じゃん！と思うぐらいギャップのある顔だった。）

プロフィール欄に「死別」とあるのが少し気になったけれど、メールのやり取りをしていても楽しく、実際会うと今までの彼氏なんか比じゃないくらい（すみません。。）話しやすくて楽しかった。

すっかり意気投合した私達は、出会ってから４日でお付き合いをすることになった。当時の私は、その後、旦那さんの「死別」経験に葛藤する日々がどんなにせつなく、悩むのかも深く考えていなかった。