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子どもが自分のやり方で失敗する意義①ーその前提条件「安全基地の確保」ー
子どもが自分のやり方で失敗する意義について考えたいが、その前に、絶対的に必要な条件について書いておきたい。
それは、「失敗をさせる前に、安全基地を作る」ということである。
「可愛い子には旅をさせよ」
「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」
割と、好きな言葉だった。
自分が子どもの頃、この言葉を胸に、新しい世界に飛び込んでいった記憶がある。
自分の子どもにも、そうさせようと思っていた。
新しい環境、過酷な環境、どんどん挑戦していく我が子・・・
そんな姿を期待していたし、うちの子はそれができると思っていた。
でも。
学校に行かなくなった。
パニックだった。
・・・え、何が起こった?
強気で励ませば、行くと思った。
乗り越えられると思った。
でも、ダメだった。
頑なに、自分の殻にこもるばかりだった。
こんな弱い子だったっけ。どうした・・・?
何が起こった・・?
私の子育て人生で、想定外の出来事だった。
そして今、思うこと。
ーなんの武器も防具も持たせず、コンパスの使い方も教えず、行き先も示さず、自分の居場所も明かさず、突き落とすもんじゃないー
子どもは、心の中の安心基地があるからこそ、旅に出られる。
失敗を恐れずに・・・いや、失敗してもいいやと思ってー挑戦できる。
そのことを、私は、子どもと向き合う中で、実感してきた。
まずは、心の中に安心基地を作る。
「お母さん」と書くが、それは、自分以外の認めてくれる他人なら誰でも良い。
①安心感の確保
心の中に、絶対的な安心感を確保する。
(セーフティゾーンの構築、確認)
ーお母さんが見ててくれる。
まず、お母さんのやり方で試してみよう。
よし、うまくいった。
この方法なら、うまくいくんだな。
でも・・・・なんだかつまらない。
違う方法を試してみようかなー
②自分のやり方を模索する
違う方法を試したくなる。
自分のやり方を模索したくなる。
(グロースゾーンへ出ると決意する。1ミリ出て、不安になったらすぐに戻れるように、背中に安心基地を感じながら)
ー違うやり方をしてみた。お母さんは、笑ってる。
失敗しても、お母さんは受け入れてくれる。
いざとなれば、一緒に考えてくれる。
だからまず、一人でやってみるよ。
失敗しても良いよね。見てて。
どうしてもダメだったら、手伝ってねー
③安心基地からの距離を広げていく
セーフティゾーンからの距離が伸びていく。
遠くに出ても、こっちの方に安全基地があるとわかっている。
コンパスの使い方も会得している。
ー実際のお母さんがいなくても、心のなかに「お母さん」の存在を感じられるようになる。
お母さんなら、失敗してもいいよっていうだろうな。
ここまで頑張ったって認めてくれるだろうな。
助けを求めれば、助けてくれるだろうな。
でも、助けは求めないぞー
④親のいない、自分だけの安全基地を作り上げることができる。
そして最終的に、自分で自分を励ませるようになる。
この間は失敗しても、一人で立ち直れた。
お母さんがいなくても、立ち直れた。
自分の力で、違うやり方を探すことができた。
ここは、自分が見つけた、自分だけの安全基地。
ここを新しいグロースゾーンにして、ここからまた探検に出よう
大丈夫。
自分は大丈夫ー
例えばこんな風に、自分の安全基地を確保できた上での失敗が大切・・・
ということを忘れずに、大前提としておきたい。
「なんかこの子最近挑戦しないな・・・」って思ったら、無理矢理背中を押す前に、「安全基地、できてるかな」ってまず確認をしておきたい。
だって子どもは誰でも「挑戦したい、成長したい」っていう本能を持っていると思うから。
(あくまで私の意見です。ネット記事で、獅子は架空の生き物。ライオンは突き落とした子をみんなで助け上げているという記事もありました。
ことわざを全てそのまま受け取らない。何が正解かは、自分で探す)
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