見出し画像

待って下さい、今、婚約破棄致しますので💛

「如何して俺の願いを聞いてくれないんだよ、リリーシェ」
そう言うとリリーシェは良く分からないという表情をしていて
彼の願いを聞く事もしないのですし、如何しようもないって
感じですので放置しようかなって感じではあります。

「いい加減にしてくれ、俺から婚約破棄したくないんだよ、
だからリリーシェから婚約破棄してくれ、な?」
「嫌です、婚約破棄したいのなら貴方からすればいいじゃない」
そう言うと彼つまりはジングルドは不機嫌に成れば、
ジングルドはリリーシェに近付いていて、リリーシェの躰を
壁に押し付けており、そのまま酷い事をされそうになると
リリーシェはこう言うのです。

「わ、分かりました、婚約破棄するから、いいえ、させて下さい」
そう言うとジングルドは喜びホッとしているので
してやられた感じが半端なくて如何しようもありませんが
それでも婚約破棄すると言った以上はしないといけない。

「さぁ、さっさと婚約破棄してくれよ」
「は、はい、では……。
婚約破棄しますから!」
「おし、婚約破棄された、嬉しいじゃないか、ハハハハ」
(婚約破棄されているのに如何かしているし、
私には全然理解不能ですね)

そうして二人の恋愛は終わりを告げるのでして
その後、婚約破棄したリリーシェは聖女なのでして
聖女として活動をしっかりとしているも巨大なモンスターに襲われ
逃走していると近くにいた人にそのモンスターを押し付けて
駆け足で何処かへと逃げて行くのです。

モンスターを押し付けられた人は何と元婚約者のジングルドでして、
ジングルドは王子なのですがモンスターによって息絶えて
あの世へと行っているのでした。

いいなと思ったら応援しよう!

一ノ瀬 彩音
宜しければサポート宜しくお願い致します。