元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜㉙
「うん。私はあなたについて行きます」
と言ってくれた。
それを聞いた俺自身も泣きそうになった。
でもそんな事は関係なかったからとにかく、先に進める必要があった。
俺はそんな決意を持って、ドラコと共に家に帰ろうとするのだった。
こうして俺たちはこの場から離れることに成功することが出来たがその際に、誰かに声を掛けられる。
それはある人物のもので、俺はそれを聞き覚えのあるものだと理解しながら振り向いた。
そこには、俺が知っている少女の姿があり思わず、動揺してしまった。
そうして