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文明変化の主役は「指導者」ではない「群衆」だ 『群衆心理』序文より

こんにちは、らるです。

今日は『群衆心理』の序文の内容を
簡単に紹介していきます。

1,文明を動かすのは民衆

簡単にまとめます。

文明上の大変遷は
民衆の思想の変化の結果である

民族の侵略や、王朝の転覆のような
目に見える政治上の変革の裏に
「真実の原因」として
民衆の思想の深刻な変化がある
のだ。

この変化の原因は2つ
1,文明の要素が由来している
  宗教、政治、社会上の信念の破壊

2,科学、産業上の新発見により生じた
  新たな生活、思想状態の創始

伝統が破壊され
科学技術で新しい生き方が
生まれるとき、
民衆思想に変化が起き
文明の大変遷を引き起こす …という話。

これって、
今の日本にも当てはまっている
気がしませんか?

これから『群衆』による
文明の大変遷が起きる環境
にある
ということです。


2,群衆の特徴

群衆は、推理の能力こそほとんど
持たないが、これに反し、
行為にははなはだ適している
犯罪的群衆なるものは、存在しよう
しかし、道徳的群衆、英雄的群衆といった
ものもあるし、その他幾らもある。

この部分に、私は希望を感じました。

先日書いたように、私が『群衆』を
学ぶ目的の一つは

・周りを良い方向に導く可能性を考えること

であるので、ぜひ、群衆の特徴である
「行動力」を引き出し
『道徳的群衆』『英雄的群衆』といった
良い群衆が出来る方法を探っていきたいと
思います。

3,『群衆心理』を学ぶメリット

世の立法者たちは、
群衆の精神に通じていないから
人間が純粋に理性従って行動すると
勘違いする。

群衆心理の知識は、これがなくては
とうてい理解できない、
多くの歴史的、経済的現象を
大いに明らか
にする。

『群衆心理』を学べば
今まで不可解だった
歴史的、経済的現象を
理解できる
ようになる

というのが、学ぶメリットです。

今日のまとめ

『群衆心理』を学ぶと
世の中を変えたような
歴史的、経済的現象を
理解できる
ようになる!

『群衆』の武器は行動力
指導者次第でその力は
良い方向に向けることもできる!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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