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【遊戯王マスターデュエル】炎王スネークアイ ポニクスの役割/リンク数の考え方
こんにちは、らるです。
レート戦、大分調子が良い感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721545860668-Vz5imEeTUo.png?width=1200)
まだ月末までは時間がありますが
とりあえず、一時的には世界4位まできています。
使用しているデッキは
炎王スネークアイです。
未だにミスをしてしまうことはありますが
WCS予選の時よりは
マシになってきたのかな?
という気がしています。
さて、今日はポニクスの役割についてです。
一枚一枚のカードそれぞれに
語るべきことが色々とありますので
今日はポニクスに絞って…
という形です。
ポニクスの役割は
大きく分けると、こんなところかと
思います。
初動要員
手数(リンク数増し要員)
原罪宝からのSS要員
破壊要員(ガネーシャとかの…)
たった1枚のカードですけど
結構色々ありますね。
このカードのテキストを見ていくと
このように3つの効果があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721545460006-3EyHWeWVJA.png)
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:元々の属性が炎属性となる自分のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「炎王」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
③:このカードが破壊され墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動する。墓地のこのカードを手札に加える。
3つの効果がそれぞれ強力なわけです。
初動要員として活きるのは
②のサーチ効果で
これで聖域経由で、孤島を持ってきます。
初動要員と言いましたが、
本当にポニクス1枚だけ…という場合には
そこまで強力な盤面になりません。
ポニクス召喚
![](https://assets.st-note.com/img/1721545943136-PT1opN7b2X.png?width=1200)
聖域サーチ、発動⇒孤島を置く
![](https://assets.st-note.com/img/1721545946990-G9qnz4JCp8.png?width=1200)
孤島効果、ポニクス破壊⇒新ガルドサーチ
新ガルドSS、効果でウルカニクス破壊、旧ガルドSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721545968407-ciDYD2Rwnr.png?width=1200)
ここまでです。
相手スタンバイフェイズに、ポニクスは③効果で
手札に返ってきます。
これが「破壊要員」としての役割です。
炎王においては、
孤島、ガネーシャ、ウルカニクスといった
「破壊」を求めてくるカードがありますが
その要因として、ポニクスは優秀です。
結局戻ってくるので、損をしない わけですから。
さて、盤面に戻ると、妨害としては、
相手SS時の聖域からのガルドニクスエタニティしかなく
若干こころもとないですが
これは、ポニクス以外に炎属性が居ない…という場合なので
おそらく、手札誘発などがたくさんあるはずですので
それで頑張る…ということになるでしょう。
次ターン以降は、新ガルドが墓地に居て
手札にポニクスが居ますので
十分に動き出せる形です。
他の手札で妨害ができるなら
これだけでも強いと言えると思います。
とりあえず、ポニクス1体だけだと、場に2体並ぶだけ
というのは、展開するときに頭に入れていいと思います。
ただ、ポニクス展開の真価…というか
炎王の展開の真価は場に3体以上並ぶときこそ
発揮されてきます。
それはもちろん、賜炎の咎姫が出せるからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721546729285-WpNlMxNrs1.png)
賜炎の咎姫が出せるということは
もう1体蘇生が出来る…ということなので
一気に展開の可能性が広がってきますし
賜炎の咎姫分の1妨害と
リンク4で出すアンブロエール分の妨害が増えます。
じゃあ、ポニクス初動で3体そろえるには?
というと、手札に他の炎があればいい
ということになります。
孤島での破壊を、ポニクスではなく
別のモンスターにすればいい
ということですね。
ここで割るカード次第で
展開の伸び具合が変わってくるのですが
大別すると
1,スネークアイ系
(エクセル、ポプルス、オーク)
2,破壊時に場のカードを増やせる炎王
(キリン、ウルカニクス、ガネーシャ)
3,その他
に分けられて、
1>2>3の順で展開が伸びる
という形です。
一番弱い3のパターンを
紹介していくと
ポニクス召喚
![](https://assets.st-note.com/img/1721545943136-PT1opN7b2X.png?width=1200)
聖域サーチ、発動⇒孤島を置く
![](https://assets.st-note.com/img/1721545946990-G9qnz4JCp8.png?width=1200)
手札の炎属性モンスターを破壊
新ガルドサーチしてSS
効果でウルカニクスを割って
旧ガルドSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721548161901-qOsgDmcnTL.png?width=1200)
新ガルド、旧ガルドでサンライトウルフSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721548167882-1g8ej7lBhP.png?width=1200)
ポニクスでリンクリボーSS
サンライトウルフ効果で、ポニクスを手札に回収
![](https://assets.st-note.com/img/1721548174937-2VnaOMrSSm.png?width=1200)
サンライトウルフ、リンクリボーで
賜炎の咎姫SS
賜炎の咎姫でウルカニクスを蘇生
ウルカニクス効果で手札のポニクスを破壊し
キリンを手札に加える
![](https://assets.st-note.com/img/1721548188992-h9lVKuW8bs.png?width=1200)
ウルカニクスと賜炎の咎姫でアンブロエールSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721548197080-jgNVLj74ln.png?width=1200)
賜炎の咎姫の蘇生対象として
この展開の時はウルカニクスを
使用しています。
これは、キリンを手札に持ってくるためです。
ですが実は、手札にキリンを持ってくるだけなら
以下の手順でもできます。
ポニクス1体でアルミラージをリンク召喚
![](https://assets.st-note.com/img/1721548409038-ybIdNyFjXP.png?width=1200)
新ガルドをサーチしてSS
キリンを割って、ポニクスを蘇生
(ここの蘇生効果を使うために
ポニクスでリンク召喚したわけです。)
![](https://assets.st-note.com/img/1721548416544-emMgrl0s0r.png?width=1200)
アルミラージ、新ガルドでサンライトウルフをSS
サンライトウルフのリンク先に
ポニクス素材にしてリンクリボーをSS
サンライトウルフ効果でキリンを手札に
![](https://assets.st-note.com/img/1721548423319-romOTVApNx.png?width=1200)
サンライトウルフとリンクリボーで
賜炎の咎姫をSS 賜炎の咎姫で任意のモンスターを蘇生して
アンブロエールをSS
最終系としては同じように
アンブロエール+手札にキリンの形になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721548442572-YVPjUPj7vW.png?width=1200)
じゃあ、ウルカニクスを蘇生した場合に
何が違うのかと言えば
破壊されたポニクスが手札に戻ってくる
という点です。
この意味は案外大きく
例えば、怪獣なんかでアンブロエールが
除去されてしまっても
キリンで、手札のポニクスを割って
新ガルドを起動できたりします。
ですので、
賜炎の咎姫で蘇生するカードが
なんでもいい…という展開になるなら
サンライトウルフではポニクスを拾って
ウルカニクスを蘇生して、ポニクスを割る
ということになります。
じゃあ、賜炎の咎姫の蘇生がなんでもよくないときって
どんなときか…という話になりますが
それは、
・スネークアイ(効果未使用)を蘇生できるとき
・賜炎の咎姫成立前の時点で
盤面で作れるリンク値が6のとき
(=サンライトウルフを蘇生すれば
アポロウーサにいけるとき)
というのが代表例になります。
後者の方が意味が分からないと思いますので
典型例を紹介しておくと
エクセル1枚初動の際に
よく出てくる盤面で
こんなものがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721548992353-pSIAxSjw44.png?width=1200)
この時点で、盤面のリンク値は
3体いるから、3…と思いがちですが
フランベルジュは墓地に送られると
炎レベル1を2体蘇生するので
実質リンク値3つ分になります。
ですので、実質リンク値5つ分
ということになります。
なので、あと1体分足せば
先ほどの条件に挙げた
賜炎の咎姫前にリンク6分
になります。
孤島でポニクスを破壊し
新ガルドサーチしてSS
キリンを破壊してポニクス蘇生
![](https://assets.st-note.com/img/1721548943331-B7b5I4xgWH.png?width=1200)
この時点で、リンク値6つ分です。
最終盤面は↓のようになるので
アンブロエールで4つ
アポロウーサで4つの合計8になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721549187782-B7PUfAcFIl.png?width=1200)
要は、賜炎の咎姫で、リンク2のモンスターを
蘇生すれば成り立つ、というわけですね。
一応、順番にやっていくと…
![](https://assets.st-note.com/img/1721548943331-B7b5I4xgWH.png?width=1200)
サンライトウルフSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721549406034-7U7QzAjV1X.png?width=1200)
賜炎の咎姫SS
![](https://assets.st-note.com/img/1721549410308-Rm3N7UTqOS.png?width=1200)
賜炎の咎姫でサンライトウルフ蘇生
![](https://assets.st-note.com/img/1721549441472-V79a2CuhVY.png?width=1200)
アンブロエールSS
フランベルジュ効果でエクセル、ポプルスSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721549434512-MttQdMtvXh.png?width=1200)
マスカレーナSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721549451053-jp1CLpN4mu.png?width=1200)
アポロウーサSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721549462761-8tNiB2fpEh.png?width=1200)
という流れです。
キレイにアポロウーサまで成立します。
じゃあ、賜炎の咎姫前に
リンク値7つ分になったらどうなるの?
という話ですが、その際は、サンライトウルフを
蘇生する必要はなくなります。
分かりやすいのは、
先ほどのエクセル1枚初動の盤面で
ポニクスではなく、手札の炎カードを割る
というシーンです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721549628237-vbr7EQawCN.png?width=1200)
先ほどのポニクス1枚初動の時の話と
同じように、手札の炎を割って
新ガルドサーチ⇒SS、ウルカニクス破壊、旧ガルドSS
というながれにすると、盤面がこうなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721551848049-CIG8XwfZHZ.png?width=1200)
これは、リンク値が7(フランベルジュは3つ分)なので、
サンライトウルフ(リンク2)を
賜炎の咎姫で蘇生しなくても
リンク8の盤面=アンブロ、ウーサが
作れるということです。
なので、ウルカニクスを蘇生してもいい
ということになりますから、
サンライトウルフでポニクスを拾って
ウルカニクスで割ってキリン回収…という動きが
できるわけです。
サンライトウルフSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721550188939-TTehQlv7dQ.png?width=1200)
賜炎の咎姫SS
フランベルジュ効果でエクセル、ポプルスSS
サンライトウルフ効果でポニクス回収
![](https://assets.st-note.com/img/1721550192911-xEKBxvN7vf.png?width=1200)
賜炎の咎姫効果でウルカニクス蘇生
ウルカニクス効果でポニクス割って
キリンサーチ
![](https://assets.st-note.com/img/1721550197399-CnA3jN7oGQ.png?width=1200)
アンブロエールSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721550200001-G5D2yEIYyt.png?width=1200)
マスカレーナSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721550203117-Pw9SByV8Vr.png?width=1200)
アポロウーサSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721550206103-ssW3lFBYrD.png?width=1200)
手札にキリン、相手スタンバイにポニクス回収
という形になります。
用意できるリンク値が幾つなのか
という部分で、新ガルドで破壊するカード
および賜炎の咎姫の蘇生対象が
変わってくるので、ここは意識が必要なところです。
(私も未だに間違えます)
ちなみに、リンク値の話は、
スネークアイエクセルの効果で
「聖域をコストに使うか」という部分にも
関わってきます。
先ほどから、最終盤面として
紹介しているアンブロエール+アポロウーサは
一つの理想的な盤面なので
このリンク8に届くかどうかが
一つ大きなポイントになってきます。
それが表れてくる典型例が
賜炎の咎姫でポプルスを釣った場合です
ポプルスは、「聖域をコストにすれば」
リンク5つ分になれますので
聖域をコストにするとアンブロウーサ
そうしなければ、聖域は残りますが
少し中途半端な展開になります。
一応、順番を追っていくと
賜炎の咎姫でポプルスSS
原罪宝サーチ
![](https://assets.st-note.com/img/1721551074664-IyJ5HobUXW.png?width=1200)
アンブロエールSS
ポプルス永続魔法化
![](https://assets.st-note.com/img/1721551077729-f4N2L8U9iV.png?width=1200)
ポプルスコストに原罪宝
エクセルSS 効果でポプルスサーチ
ポプルスSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721551083614-ldPv2Pxsst.png?width=1200)
エクセル効果で神殿をコストに
フランベルジュSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721551087170-yAxCv0nTnX.png?width=1200)
マスカレーナSS
エクセル、ポプルス蘇生
![](https://assets.st-note.com/img/1721551126507-w9TTuLscdK.png?width=1200)
アポロウーサSS
![](https://assets.st-note.com/img/1721551133817-tSlzP3vg1l.png?width=1200)
ちなみに、蘇生するのが
エクセルであれば、聖域をコストに
する必要がなく、リンク5分を出せますので
最終盤面に聖域が残ります。
エクセルでも、ポプルスでも
同じように、フランベルジュとエクセルポプルスの
展開なのになぜ差が出るのか…
という疑問が出てきそうですが
それは、フランベルジュの永続魔法化の効果が
活きるかどうか、という違いです。
先ほどのポプルス展開で
フランベルジュがSSされたシーン
![](https://assets.st-note.com/img/1721551407487-3BnDq6jJx5.png?width=1200)
本来ここでは、フランベルジュの効果を使用して
任意のモンスターを永続魔法化して
場に置くことが出来ます。
ただ、今回の展開ではそれを
展開を伸ばすのに活かす術が
無いので、省略しています。
(実践では、次のターンに備えて
何かを置くと思います。
ディアベルスターや、オークのコストとして
使用することが想定されるため)
スネークアイ展開では
盤面のカードを2回コストに使う
(エクセル、原罪宝)
のですが、この2回分を
ポプルス展開の時は、
永続魔法化されたポプルス自身
聖域
エクセル展開の時は、
永続魔法化されたポプルス、
フランベルジュ効果で永続魔法化されたカード
という形で、賄うことになるので
エクセル展開の時は聖域が残せる
…というわけです。
ポニクス1枚の話をするつもりが
大分長くなってしまったので、
今回はこのくらいにします。