思いやり、を一段階上に上げる思考
こんにちは、らるです。
ふと思い立って
この本を読み返していました。
この本の中で語られるのは
『人は皆、合理的だ』ということです
いやいや、そんなことないだろ
非合理的なことをやってるやつなんか
いくらでもいるぞ
と、思う方もいるでしょう。
それはその通りです。
ただ、「その人の中では」
それなりの理由があって
行動をする
つまり、「その人の中では合理的」なんです
例えば、アルコールを飲みすぎて
外で寝ている人がいたとしましょう
危ないですし、そんなのみ方を
していては、お酒の味もわからないでしょう
外から見れば非合理的です。
でも、本人の中では
それでも、つぶれるほど飲まないと
やってられない、
という状態かもしれません。
酒でしかストレスが解消できないなら
ある意味それも、「合理的」なわけです。
この話からすれば
自分から見て、他人のしていることが
間違っている
…という判断を、簡単にはできないはずです。
少なくとも、一定の合理性があるはずだ
と、考えるのが自然になるでしょう
個人的には、皆がこの捉え方が
できるようになれば
多くの諍いは、避けられるように
思います。
思いやり、の実践の一つだと思いますし
単に「自分に当てはめて考える」よりも
ハイレベルでしょう。
…そうは言っても、結局感情が邪魔をして
うまくできないのが、人間でもあるのですが…