宗教はいつから存在したか?【宗教の起源⑲第七章】
こんにちは、らるです。
今日は、宗教の起源
第七章の話をしていきます。
言語とメンタライジング
宗教というのは言語なしには生まれません。
言葉なしに、目に見えない神を
共有することはできないからですね。
そしてまた、ことばだけがあってもだめで
以前にも示した通り
宗教は五次志向のメンタライジング能力が
必要です。
ここから考えてみれば
宗教がいつから発生したのか
というのが見えてくる、というわけです。
この図がサル~現生人類までの
メンタライジング能力の進化の過程を
示しています。
メンタライジング能力は
脳の大きさを調べることで
わかるので、こうした図を作れる
というわけです。
ここから考えると
結論としては
解剖学的現生人類が出現した
二十万年前より以前にはなかったと
考えていい
となります。
二十万年前…なんていうと
途方もなく前すぎて想像もつきませんが
そんな頃から宗教はあったのかも…なんて
考えてみると、
やっぱり、人と宗教って
切り離せないんだろうなあ、と
しみじみおもいます。