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宗教はいつから存在したか?【宗教の起源⑲第七章】

こんにちは、らるです。

今日は、宗教の起源
第七章
の話をしていきます。


言語とメンタライジング

宗教というのは言語なしには生まれません。

言葉なしに、目に見えない神を
共有することはできないからですね。

そしてまた、ことばだけがあってもだめで
以前にも示した通り
宗教は五次志向のメンタライジング能力が
必要です。

神が存在し
私たちを罰する意図があることを
アナタと私は知っている
あなたは考えている
私は思う
位まで考えられるようになります。
ここまで考えられるからこそ
人と人との間で共有できる宗教が生まれる

というわけです。

人智を超えた霊的存在が居ることを
想像できないと宗教は生まれません。

ここから考えてみれば
宗教がいつから発生したのか

というのが見えてくる、というわけです。

P187

この図がサル~現生人類までの
メンタライジング能力の進化の過程を

示しています。

メンタライジング能力は
脳の大きさを調べることで
わかるので、こうした図を作れる
というわけです。

ここから考えると
結論としては

解剖学的現生人類が出現した
二十万年前より以前にはなかったと
考えていい

となります。

二十万年前…なんていうと
途方もなく前すぎて想像もつきませんが
そんな頃から宗教はあったのかも…なんて
考えてみると、

やっぱり、人と宗教って
切り離せないんだろうなあ、と
しみじみおもいます。


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