「親父みたいになりたくない!」…と思っていると…【生きる技法】
こんにちは、らるです。
突然ですが、皆さんに問題です。
「私は、ゴリラではない」を
「言葉を一切使わずに」伝える方法を
考えてみてください
…
どうでしょうか?
できた人は居ますでしょうか?
たとえば、「ゴリラのポーズ」をして
その後に手で「×」を作ったり
首を振ったり…
といったことを
考えた人もいるかもしれません。
ですが、それではダメなんです。
その「×」や「首を振る」ことも
「~ではない」という「言葉」が
前提になっているはずです。
実は、「否定」というのは
「言葉」の上にしか存在しないんです。
だから、絶対に表現できない
ということになってしまうんです。
「親父みたいにはならない!」と思っていると…
否定が、言葉上にしか存在しない
ということで、何が起こるのでしょうか。
例えば、あなたがお父さんのことが嫌いで
「親父みたいにはなりたくない」と
強く思っていたとしましょう。
すると、何が起こるでしょうか
あなたは、
「お父さんの様子」は
強くイメージできても
「お父さんの様…”ではない”様子」は
イメージできません。
その結果最悪のことが起こります
きっとあなたも
「こんな失敗をしそうだ…」と思ったことが
実現してしまったことがあるでしょう。
人間は、イメージしたことに
引き寄せられる性質があります。
そして、「否定形」は言葉上にしか
存在しません
なので、「~なりたくない」「~したくない」と
思っていると、その「否定」が外れて
実現してしまうんです。
「親父のようにはならない!」
と思っていると
「親父のようになってしまう」
というわけです。
ですから、「~にならない」ではなく
「~になる」と肯定形で
夢をみることが必要なんです。
ただ単に
「親父のようにならない!」
と思い続けるのではなく
「俺は家族に笑顔で接して
日々細かいことにも気づかって
子育てもしっかりやる親になる!」
…といったような「どうなるか」の方を
しっかり思い続けることが大事なんです。
夢、目標は「否定形」ではなく「肯定形」で
このポイントだけ
今日は覚えていただけたらいいな、と
思います。