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「親父みたいになりたくない!」…と思っていると…【生きる技法】

こんにちは、らるです。

突然ですが、皆さんに問題です。

「私は、ゴリラではない」を
「言葉を一切使わずに」伝える方法を
考えてみてください

どうでしょうか?

できた人は居ますでしょうか?

たとえば、「ゴリラのポーズ」をして
その後に手で「×」を作ったり
首を振ったり…

といったことを
考えた人もいるかもしれません。

ですが、それではダメなんです。

その「×」や「首を振る」ことも
「~ではない」という「言葉」が
前提になっている
はずです。

実は、「否定」というのは
「言葉」の上にしか存在しない
んです。

だから、絶対に表現できない
ということになってしまうんです。


「親父みたいにはならない!」と思っていると…

否定が、言葉上にしか存在しない
ということで、何が起こるのでしょうか。

例えば、あなたがお父さんのことが嫌いで
「親父みたいにはなりたくない」と
強く思っていた
としましょう。

すると、何が起こるでしょうか

あなたは、
「お父さんの様子」は
強くイメージできても


「お父さんの様…”ではない”様子」は
イメージできません。

その結果最悪のことが起こります

【命題9-3】★否定形を夢だと思い込むと、否定の部分が外れて実現する
(中略)
【命題9-4】★たとえば、「父親のようにはなりたくない」と念じると、父親のようになってしまう

P131

きっとあなたも
「こんな失敗をしそうだ…」と思ったことが
実現してしまったことがあるでしょう。

人間は、イメージしたことに
引き寄せられる性質
があります。

そして、「否定形」は言葉上にしか
存在しません

なので、「~なりたくない」「~したくない」と
思っていると、その「否定」が外れて
実現してしまうんです。

「親父のようにはならない!」
と思っていると
「親父のようになってしまう」
というわけです。


ですから、「~にならない」ではなく

「~になる」と肯定形で
夢をみることが必要
なんです。

ただ単に
「親父のようにならない!」
と思い続けるのではなく

「俺は家族に笑顔で接して
 日々細かいことにも気づかって
 子育てもしっかりやる親になる!」
…といったような「どうなるか」の方を
しっかり思い続けることが大事
なんです。


夢、目標は「否定形」ではなく「肯定形」で

このポイントだけ
今日は覚えていただけたらいいな、と
思います。


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