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科学的に効果のある勉強法 できていますか?

こんにちは、らるです。

今日も、引き続き勉強の話を
取り扱っていきます。

今回は、こちらの動画を見ましたので
ここを中心に、新たに読んだ本の内容も
補足しながら説明します。

効果的な学習法は
先日も紹介した内容も含んでいますが
この3点です。

1,アクティブリコール
何も見ないで思い出すことをやる
(話したり、書き出す)

例えば、
覚える内容を見る
⇒何も見ずに白い紙に書き出す
⇒思い出せなかったものをもう一度確認する
⇒また何も見ずに書き出す…

といった感じです。


2,分散学習
ぶっとおしてやるよりも
時間を空けて復習する

⇒どんなスケジュールでやったらいいか
という具体的な答えはないそうですが

これに対しては
具体的なスケジュールの組み方を
教えてくれる本があったので
紹介しておきます。

例えば、1月1日から宅建の学習を開始する
という場合…

棚田 健大郎. 大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法 (p.52). ダイヤモンド社. Kindle 版.

このスケジュールを見たとき
ポイントはここです。

同じ項目を、初日は2回
それ以降も毎日やっています。

(4日目以降は、2日に1回に頻度を落としています)

ポイントは「先に進む」よりも
「同じ内容を繰り返す」をまず大事にする

というところです。

何度も「思い出す」ことこそが
記憶のポイントなので、
定着するまで毎日思い出す…ということですね。

また、同じ内容を思い出す…というのは
新しいことを学ぶよりも負荷が低いので
多少忙しかったり、予定外のことが
あったりしても短時間でできます。

新しい単元に進む余裕がない日でも
少なくともそれまで学んだ内容を「思い出す」
ことだけでもやっていれば、
しっかりと学びが進んでいきます。

3,勉強した内容について自分で自分に質問する
そもそも、なぜこうなるのか?
…と、自分で自分に質問してみると
より効果的に覚えられる。

また、これに関しては
「過去問の使い方」にも通じる部分があります。

ほとんどの資格試験では、過去問とまったく同じ問題はほぼ出ません。
では、どこから問題が出るのでしょうか。
そうです。過去問の「周辺知識」です。
過去問の「点」だけを追っていてもある程度点はとれますが、合格点にはなかなか到達できません。
大切なのは「点」ではなく「面」の知識です

棚田 健大郎. 大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法 (p.74). ダイヤモンド社. Kindle 版.

この「周辺知識」というのを
調べるときに必要なのが「質問」です。

引用した部分に赤丸をつけています

棚田 健大郎. 大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法 (p.75). ダイヤモンド社. Kindle 版.

過去問の解説内容に「質問」をして
その答えを参考書から探していきます

問題集の解説内容に
調べた内容をメモしていくと
より「点数につながる」解説に
していくことができるわけです。


まとめ

効果的に勉強するポイントは3点。

1,アクティブリコール
何も見ないで思い出すことをやる
(話したり、書き出す)

2,分散学習
ぶっとおしてやるよりも
時間を空けて復習する

(最初のうちは、毎日同じ内容を
 繰り返し復習する)

3,勉強した内容について自分で自分に質問する
そもそも、なぜこうなるのか?
…と、自分で自分に質問してみると
より効果的に覚えられる。

(周辺知識を質問で身に着ける)

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