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あなたは「幸福」を「偽装」していないか?【生きる技法】

こんにちは、らるです。

幸福…というと
どんな状態を思い浮かべますか?

いい会社に入っている?
沢山給料をもらっている?
パートナーと子供と仲良く暮らしている?
高級車に乗っている?
海外旅行に行っている? …

きっと、様々なイメージが
あるかと思います。

ですが、これらの状態になったからといって
幸福とは限らない
んです。

なぜなら…


【命題11】☆幸福とは、手に入れるものではなく、感じるものである

P140

エリートになった
お金持ちになった
高級品を手に入れた…

「こうなった」から幸福
というのは間違い


どこまでいっても
「幸福と”感じる”から幸福」
なんです。

ここを忘れてはいけないわけです。

今、こうして書くと
「当たり前のことじゃないか」
と思われるかもしれませんが

しかしながら、
世間的には「宣伝」という形で

こうなれば幸せ!
これを手に入れれば幸せ!

というキャンペーンが常に
行なわれて
います。

ずっとそれに晒されていると
「自分がどう感じるか」が大切だと
いうことを忘れてしまっても
不思議ではありません。


キャンペーンに乗せられてしまうと

「いい会社に入ることが幸せ」
「カッコよくて収入の高いパートナーを
 得ることが幸せ」
「世間から評価されることが幸せ」

…などと、本気で思い込むように
なってしまいます。

これが自分で自分の
「幸福」を「偽装」している状態です。

そして、実際手に入れたときに
思ったほどの幸福が得られず
「もっと欲しい」というループに
入り込んでいくことになります。


自分の感覚を大切に

今回の幸福の話もそうですが
この本全体を通しての
メッセージとして

「自分の感覚」を大切に

というものを
私は感じとりました。

他の人が何を言っているか
世間一般でどう思われるか

それは大切ではありません。

自分が、どう感じているか

そこが大切だということです。


例えば、最近、こんなことが
ありました。

友人が資格取得のための
勉強を始めた
と言うんです。

私は、それがとても嬉しかったんです。
「えらい!」「すごい!」と
惜しみなく称賛の言葉を送りました

私のテンションが上がりすぎて
その友人本人からも
「ちょっと大げさすぎるのでは…?」
と言われてしまうほどでしたが


いいんです。

私が幸福を感じていたのですから

それを素直に表現しただけなんです。


もう少し説明すると
その友人は、
「今日はどんなことをしたの」と
聞くと、いつも
「特に何も…」とばかり答えていた人でした。

そんな方が、自らを高めるべく
一歩踏み出した…ということが
私にはとても大きく感じられたんです。


私自身でも、客観的に考えてみれば
喜び過ぎだったとは思います。

「他人が勉強を始めたことで
 自分が幸福を感じるのは変では?」
とか
「せめて、受かったときに喜ぶべきでは?」
とか
「そんなことより、自分が何かに
 挑戦する方を大事にするべきでは?」
とか

様々なツッコミが頭に浮かんでは
来ましたが、

それも関係ありません。

自分が、その時、どう感じたか

それが全てです。


幸福は、自分の感覚で、感じとるものだ

これを忘れずに、
これからも生きていきます。


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