試験で失敗したことで、歴史に名を残す道に進んだ人
こんにちは、らるです。
大学入試の共通テストが
話題になっています。
私も、自身の大学受験のことを思い出して
懐かしい気持ちになっています。
おそらく、
今、大学受験に取り組んでいる方々にとっては
「絶対、合格したい!」という思いが
強いでしょう。
あるいは、
「落ちたら、どうしよう…
落ちたら、全部終わりだ…」
などと、思っている方もいるかもしれません。
確かに、試験の合否は
その後の人生を大きく左右するものです。
ですが、不合格になったからと言って
必ずしも、悪い方向に行くとも
限らないんです。
今日は
教科書に出てくるような人物でも
思い切り試験で失敗していた…というより
失敗したおかげで、教科書に載る功績を残せた
という話を紹介します。
遺伝の法則を見出した、メンデルの話
メンデルの遺伝の法則…と言えば
生物の勉強をしたことがある人なら
聞き覚えがあるでしょう。
このメンデルさん
もともとは、教師になろうとしていたんですが
試験に落ちます。しかも、2回も。
ですが、これがきっかけになって
あのエンドウが、丸になるとか、しわになるとか…
の実験が行われたわけです。
試験で順調に受かって教師になっていたら
きっと、後世でここまで有名になることは
無かったのではないでしょうか。
人生、どうなるかわかりませんね。
人生のキャリアは、結局偶然に左右される
メンデルさんの人生においては
「教師の試験に落ちた」ことから
「遺伝学の大発見」につながったわけですが
こんな風につながるだなんで
誰も予想はできなかったでしょう。
しかし、人生のキャリアというのは
そういう、偶然に左右されるものなんです。
大抵、最初に思い描いたとおりにはなりません。
試験の合否だって、その一つです。
ただ、だからと言って
「ただ偶然に任せておけばいいや…」
というスタンスでは、
自分で成功だと思えるキャリアは築けません。
グランボルツ教授は以下のようなことを
言っています。
上手くいかなかったとしても
もしかすると、それが、より良い道への転機に
なるかもしれません。
そんな風に思っておけば
少しだけ、楽観的になれるのではないでしょうか。