社長の意思決定の基準は…
こんにちは、らるです。
今日は、もし、自分が組織の運営を
する時が来たら、
こういうスタンスで運営したいな
…と思える文章に出会ったので
紹介します。
こちらは、
熊谷正寿(くまがい・まさとし)さんという
東証一部上場企業グループの
『GMOインターネットグループ』を
率いる方の言葉です。
社長の意思決定は
仕事に取り組むスタッフ
事業に協力してくれる株主
そしてお客様
これらの人々の
「笑顔」と「感動」を得られるかどうか
で行う、というわけです。
とても素敵な意思決定の方針だと思います。
最近、私自身が感じることとしては
会社の視点が
株主や、あるいはその株主が
判断材料にするような格付け機関に
に向きすぎているのではないか
…ということです。
特に強くそれを感じるのが
ダイバーシティに関する施策の部分で
女性の採用比率を上げるだとか
役職者の比率を上げるとか…
もちろん、性別によって
差別がされているのであれば
是正することで、みんなの笑顔と感動に
つながるのかもしれませんが
現状、そういったわけではなく
高い数値だけが掲げられて
男性はもちろん、女性からも
「女性の比率を上げるために
ひいきで採られても不幸では?」とか
「こういう施策で、役職にあげられても
不本意だ」という声が聞かれることが多いです。
もちろん、ダイバーシティによって
新しい価値を生み出すことにつながって
お客様の笑顔につながればいい…
という話もあるかもしれませんが
実際に必要なのは、そういった見かけの
属性の多様性ではなく…
グーグルで人材開発に携わったピョートル氏の
言葉を借りれば
必要なのは、属性の多様性でなく
「思考の多様性」であり
無理やり属性の多様性を高めても
意味がないのでは?
とさえ、思ってしまいます。
とはいえ、組織の方針は変えられないので
自分は自分の影響の範囲の中だけに
集中して、やれることをやっていきたいと
思います。
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