こんにちは、らるです。
過去にあったことで、
私たちの生活に
大きな変化を与えたイノベーションの一つに
「電話の発明」があるでしょう。
この電話を「誰が」発明したのか
という話についてはご存じでしょうか?
メウッチって誰?
ベルじゃないの?
…と思った方もいると思います。
私もそう思いました。
ただ、今現在ではメウッチとされているそうです。
また、特許を取ったのはベルですが
全く同日にグレイという人も
特許出願をしていたそうです。
(タッチの差でベルの方が先に
提出していたので
特許はベルのものになりました)
同時期に、複数の研究者が
同じようなタイミングで
同じものを発明する
なんだか、不思議なことのようですが
実はこういう事例はたくさんあるんです。
なぜ、こんなことになるのでしょう?
それは、イノベーションというのが
偉大な個人の産物…というよりは
社会的ネットワークの中で
大勢の多様な頭脳が生み出す創造力の賜物だから
というわけです。
個人の頭脳で発見したように見えて
実は「集団脳」の働きで
発見したものである
だから、同時期に、複数の個人が
同じ発明をするのである
…ということです。
ですから、こういうことが言えるわけです。
独りで籠って研究してる場合じゃない
ということですね!
イノベーションを生み出す…というような
研究活動の究極のようなことでさえ
大事なのは「社交」…だということです。
コミュニケーションがイヤだから
研究だけやりたいんだ!
…という人には、残酷な真実かもしれません。