
感情を持つ機械は「生きている」のか?『Detroit: Become Human』感想
こんにちは、らるです。
今日は『Detroit: Become Human』のプレイ感想を
書いていきたいと思います。
このゲームは、プレイヤーの選択が
物語の結末を大きく左右する
アドベンチャーゲームです。
一言で言うと
プレイを通じて、感情が揺さぶられる
ゲームだったと思います。
それでは、詳しく振り返っていきましょう。
1. ゲームの概要
舞台は2038年のデトロイト。
人間社会にアンドロイドが普及した世界です。
プレイヤーは3人のアンドロイドの視点で
それぞれの物語を進めていきます。
このゲームの最大の特徴は、
選択によってストーリーが大きく変化すること。
選んだ行動次第では、
キャラクターが死んでしまうこともあります。
マルチエンディング方式なのですが
正解を求めて何度もやる…というよりは
取り返しのつかない選択も含めて
受け入れて進める…という方が
よさそうなゲームだと感じました。
2. 物語のテーマ
『Detroit: Become Human』は、
かなり考えさせられるテーマを
含んだゲームです。
「人間とは何か?」
「感情を持つ機械は生きていると言えるのか?」
こうした問いかけがされていると
私は感じました。
アンドロイドと言えば機械ですので
本来、感情を持たないはずの存在です。
しかし、ゲーム内では
ある時「エラー」が発生し、
自我を持つ個体(変異体)が生まれます。
この変異体に絡んだ事件に
プレイヤーが巻き込まれていく…
(あるいは主導していく)
という感じになります。
ゲーム内では
やがてアンドロイドたちが
「自由」や「権利」を求め始めます。
それに対して
人間はアンドロイドを脅威と見なし、
抑圧しようとする…という対立構造が
できてくるわけです。
その中でプレイヤーがどう行動するか
どういう選択をとるか
これが、重要になります。
3. プレイヤーの選択が問われる
このゲームでは、
常に「どう行動するか」が問われます。
例えば、先ほどあげた
人間との対立に対して
✔ 暴力で抵抗するか?
✔ 平和的に訴えるか?
これをプレイヤーが選べるわけです。
選択次第で、結末は大きく変わります。
どちらが正しい…という話はありません。
私自身は、平和的解決を目指す方向を選びました。
しかし、その過程で
アンドロイドの仲間たちがたくさん失われてしまい
プレイヤーの選択の中でも
「尊厳を貫くか、それとも降伏して生き延びるか」
のような、究極の選択を迫られる場面もありました。
自分ならどうするか?
その問いに向き合う時間がとても印象的でした。
4. 印象的だったシーン
人間VSアンドロイドの対立構造が
軸になっている中で
個人的に心に残ったのは、
人間とアンドロイドの関係性が描かれたシーンです。
特に、
アンドロイド嫌いのアンダーソン警部補が、
アンドロイドのコナーと共に行動する中で
少しずつ信頼を築いていく様子は
非常に心にくるものがありました。
また、この絆が、最終盤のシーンに
繋がってきていたのも個人的には
かなりグッときましたね。
5. 最後に感じたこと
このゲームをプレイして、
改めて「人間らしさとは何か?」
を考えさせられました。
外見や能力ではなく、
「心」や「良心」があるかどうか。
それこそが「生きている」と言える証
…なのかもしれない、などと、私は感じました。
興味がある方は、ぜひプレイしてみてください!
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