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大成功する企業と、カルトの共通点

こんにちは、らるです。

今日は、大成功する企業についての
お話です。

実は、過去に大成功を収めた企業には
「カルト」との共通点がある
のだといいます。

具体的には、どういったことなのでしょうか。


 コリンズはビジョナリー・カンパニーにはカルトと共通する4つの特徴があると指摘します。それが「理念への熱狂」「教化への努力」「同質性の追求」「エリート主義」です。カルト的な企業には、採用する時点や、入社後の早い時期に、基本理念に合わない社員を厳しく選別する傾向があります。そして、残った者には強烈な忠誠心を吹き込み、行動に影響を与えて、社員が基本理念に従い、熱意を持って常に一貫した行動をとるようにします。

山崎 良兵. 天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊 (p.200). 日経BP. Kindle 版.

世界累計1000万部を超えるシリーズとなった
『ビジョナリー・カンパニー』において

偉大な成功を収めた企業
ビジョナリー・カンパニーと
カルト
には

・理念への熱狂
・教化への努力
・同質性の追求
・エリート主義

この4つの共通点があると言います。

理念に合う人を選別し
選んだ人に忠誠心を吹き込み
熱意をもって一貫した行動をとるようにさせる

それがカルト的な会社であり
偉大な企業にも見られる特徴だ
というわけです。

 例えばディズニーランドは、従業員を「キャスト」、勤務を「パフォーマンス」、勤務時間を「オンステージ」と呼び、自分たちは「人々を幸せにする仕事をしている」と信じ込ませるような教育をしているといいます。

同上

従業員=キャスト
勤務=パフォーマンス
勤務時間=オンステージ
「人々を幸せにする仕事をしている」と
信じ込ませる…

このディズニーの例を見てもわかる通り
中々に「宗教的」な感じがしますよね。

ちょっと怖くも感じてしまいますが
実際、こうした会社が
人の力を発揮させ
企業として大成功を収めている
というわけです。


やっぱり人を動かすには「宗教的な力」なのか…?

先日、私自身が聞いた宗教団体の方の
話を書きました。

宗教には、人を物凄い勢いで
しかも進んで働かせる力がある

ということを感じさせられる話でした。

今日の
偉大な成功を収める企業と
カルトの共通点…の話

この「宗教的な力」を
「ビジネス」に活かした

という話なのかと思います。


昨今は「やりがい」なんてものが
求められていることが多いですが
「宗教的」な会社であって
その「教え」に共感しているのなら
「やりがい」は自然に沸いてくる
でしょう。

人の力を結集して
大きな成功を収めたいのなら
やはり、宗教的な力を活かさない手はない

のだと、今日の話で改めて思いました。

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