【ダイヤ1達成、ダイヤ帯12連勝】天威勇者スクラップのススメ【遊戯王マスターデュエル】
こんにちは、今月もマスターデュエルで
ダイヤ1を達成しました。
らるです。(10月9日)
今日は、先日も紹介しましたが
天威勇者スクラップの紹介です。
前回紹介した時点では
「勝負はできるデッキかな?」
程度の感じでしたが
改良を重ねていったところ
「勝てるデッキ」になっていきました。
実際、ダイヤ帯に上がってからは
12連勝を含めて28勝8敗
勝率78%でダイヤ1まで上がりました。
デッキレシピ
まず、現在使用しているデッキレシピを
紹介しておきます。
デッキは60枚
手札誘発は少な目の6枚(後攻用というカウントで一滴を入れても9枚)
バック破壊を多め(羽根、ツイツイ3の合計4枚)にしています
といった感じです。
おススメポイント
あらためて、このデッキのおススメポイントを
3つ紹介します。
1、前環境トップの天威勇者と同じ盤面が作れる
(後攻での除去力なら、天威勇者より上)
天威勇者の最終盤面と言えば
バロネス、赤霄、チョウホウ、プロ―トス、九支
・闇属性 SS不可
・光属性 効果発動不可 の状態で
・何でも無効が2回
(+チョウホウのサーチでの手札誘発による妨害が1回)
・場のモンスター効果無効が1回
…と、ほぼ返すのは難しい状態で
決まれば大抵は勝ち…というものです。
(展開方法は、以前も紹介した以下の動画を見て
知りましたので、こちらをご確認ください。)
更に今期は、使用率トップが「デスピア」なので
プロ―トスの「闇」属性のSSを封じる効果が
非常に強力です。
そして、天威勇者の天敵だった「ニビル」も
「デスピア」に効かない影響で
見かけることが減った…というのも追い風です。
さらに、
・スクラップワイバーンの対象を取らない破壊効果
・リイヴの対象を取らないデッキバウンス
を展開中に使うことができるので
元々の天威勇者よりも更に除去力が上がっています。
2、しかも、1枚初動で作ることができる(天威勇者は2枚初動のみ)
天威勇者と比較したときの明確なメリットが
1枚初動なことです。
スクラップリサイクラーにさえ辿り着けば
バロネス、赤霄、チョウホウ、プロ―トス、九支
まで並べられます。
天威勇者は、組み合わせは多いとはいえ
2枚初動のデッキだったので
ここは明確なメリットと言えます。
3、さらに、1枚初動カードを「12枚」採用できる
さらに、その「1枚初動」の
スクラップ・リサイクラーに
たどり着くためのカードに
スクラップ・ラプター と、それをサーチできる
化石調査、スクラップ・エリアがあります。
つまり、1枚初動な上に
その1枚初動を12枚積めるデッキなんです。
まとめると
前環境トップの天威勇者と同じ盤面を
1枚初動で作れて
その1枚初動が12枚入れられる
そういうデッキだというわけです。
どうでしょう?
強そうな感じがしてきませんでしょうか?
弱いところは…
さて、強みだけを紹介しても
怪しげな感じになってきますので
弱みも正直に紹介していきます。
天威勇者と比較した時
大きな弱みは2つです。
1、事故要因のカード スクラップゴーレム
スクラップ展開をするときは
必ずスクラップゴーレムを使うことになります。
このカードは手札に引くと役割がほぼない
完全に事故要因のカードです。
元々、天威勇者はリフンやオライオンといった
「デッキに眠っていて欲しい」カードが
複数入ったデッキでしたが
これらのカードは、下級モンスターなので
通常召喚できるだけマシでした。
(オライオンについては、活きる場面も
多々あります)
しかし、スクラップゴーレムは上級モンスターで
あるため、手札に引くとリリースなしには
召喚することもできず
使い道がありません。
しかも、デッキに眠っていなければ
スクラップギミック自体が機能しないため
素引きを警戒して2枚入れる必要があります。
2枚入れると、60枚デッキでも
初手に16%の確率で引いてしまうことになり
手札を圧迫する可能性はかなり高いです。
これは明確な弱みになります。
2、スクラップギミックは勇者と相性が悪い
天威勇者のデッキ名にもなっている
『勇者』のギミックを使用すると
特殊召喚したモンスター以外は
効果を使えない
という制約を抱えます。
しかし、このスクラップギミックは
基本的に「通常召喚して効果を使いたい」
ギミックです。
よって、勇者とは相性が悪い
ということになります。
ただ、実際にランクマッチで使ってみた結果
『勇者は入れた方が強い』と私は結論付けました。
理由は3つです。
1、相手の妨害を踏むカードとしての強さ
まずは、相手の妨害を踏むカードとしての
強さです。
スクラップギミックは殆どの手札誘発に
妨害されてしまいます。
増殖するGや、うららといった
よく使われるカードにも弱いです。
勇者ギミックはこれらを
相手が持っているかを確認するのに
最適のカードです。
グリフォンライダーが立ってしまえば
誘発はムダになってしまうわけですから
勇者ギミックの水遣いや、旅路には
うららを打たざるをえません。
そして、増殖するGを持っていれば
アラメシアorグリフォンライダーのSSに
打つことになるでしょう。
Gを打たれては、結局スクラップ展開は
できませんので、グリフォンライダーの
1妨害で止まっておく…という選択になります。
先攻1ターン目以外においても
妨害を踏む力は強力で
手札誘発に加えて、相手の盤面のカードを
バウンスすることのできる
ドラコバックが強力になります。
このカードが無いと
ヌメロンの出すメガトンゲイルを
除去するのが難しかったり
ミラジェイドの破壊効果を使わせずに
除去したり
バックの強力な永続罠をバウンスしたり…
役割が非常に多くあります。
2、展開札としての役割
このデッキにはサブの展開手段として
天威勇者と同じようにトマホークが
採用されています。
つまりレベル7モンスターをSSできれば
展開札になるということです。
グリフォンライダーは展開札の
一つとしてカウントできる…ということに
なります。
3、勇者ギミックをスクラップ展開に巻き込んでしまってもよい
1の「妨害札を踏む」とも絡むのですが
グリフォンライダーのSS成功まで
通った時点で、G、うらら、うさぎといった
誘発は無いと判断できます。
そして、勇者トークン、グリフォンライダー、旅路が
並んでいる状態で、スクラップを召喚すれば
「通常召喚したモンスターの効果が使えなくても」
アウローラドンの展開は可能です。
ですから、
勇者ギミックの役割は相手の誘発チェックと割り切り
そこまで通れば
誘発は無いと判断して
展開してしまうのもアリ、なんです。
もちろん、グリフォンライダーの無効効果を
棄てる…ということですから、
ヴェーラー、夢幻泡影、ニビルなどは
貰ってしまう可能性がありますので
そこまでの相手の様子と
他の手札との相談次第…とはなりますが。
ちょっと長くなりすぎたので、
各カードの採用理由は、次回の記事に回します。
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