日本人に根付く「平等主義」のいいところ、わるいところ【タテ社会の人間関係】
こんにちは、らるです。
先日、日本に年功序列が根付いているのは
日本人が「平等主義」だからだ
という話をしました。
https://note.com/raru3105/n/n8d9a95cb3036/
平等主義とは、
大体の人は能力が平等にあり
「やればできる」はずだ
という主義の事です。
皆「やればできる」のであれば
「長くやってる順」で並んでおけば
だいたい問題ない…という思考になり
その結果年功序列制になっていきます。
…
平等主義のいいところ
「努力でなんとかなる」と
思えることです。
人間には生まれによる
差はないはずだ
というのが平等主義です。
つまり
努力をすれば、誰でも上に行ける
という考えに結びつきます。
これは、外国…例えば
インドとは対照的です。
インドでは、生まれた瞬間から
カースト制によって
就ける職業まで決まっているからです。
努力ではどうしようもない壁がある
ということです。
実際、日本では「学歴」が
いまだに重視される風潮があり
この「学歴」は、
誰にでも得るチャンスがあります。
入試には家柄を問う項目はありませんし
たとえお金が無くとも、
学業成績が良好であれば
奨学金を借りるという選択もできます。
私自身も、父は高卒、母は短大卒で
借金生活をしていた家に生まれましたが
奨学金を借りて国立大学に行き
給料のいい上場企業に入って
今は順調に資産形成ができています。
もし、日本が
生まれですべてが決まる国だったなら、
こうはならなかったでしょう。
…
平等主義のわるいところ
上に行くルートが誰にでもある
ということは、
そのルートに乗れなかった人
=「努力が足りなかった者」
という含みをもって見られがち…
という面があります。
そして、日本人には同じ層同士の
ヨコの繋がりが弱いという
性質があります。
なので、助け合いが起こりません。
…
ここでも対照的なのはインドで
インドはカーストによって
生まれた時から上層、下層が決まっています。
どうにもならないことで
別に競争に負けたわけじゃないので
「みじめさ」を感じることはなく
安定した気持ちでいられます。
そして、同類同士のヨコの繋がりが強く
お互いに助けあう連帯感があるのです。
…
まとめ
平等主義のおかげで…
どんな生まれの人でも
学歴を利用して
高い地位に行くチャンスがある
「やればできる」と皆が思っているので
「やれなかった」人が辛い立場に陥りやすい
…
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
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