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高校生の就活は意外とアツい!高卒就職のリアルな現状
こんにちは、らるです。
今日は高校生の就活について
こちらの本の内容をもとに
話していきたいと思います。
高校生の進路を考えると、
「大学に行かないといい就職先がない」
と思っている人も多いかもしれません。
でも、実は高校生の就職市場は
かなりの売り手市場になっているんです。
高卒就職の倍率は高い!
大卒も売り手市場だとは言われますが
高卒は、それよりも高い水準なんです。
大学卒業生:リクルートワークス研究所の2024年の調査によれば、求人倍率は1.7倍です。
高校卒業生:厚生労働省の2024年3月時点のデータでは、求人倍率は3.5倍となっています。
工業高校卒業生:全国工業高等学校長協会の2023年の調査によると、求人倍率は20.6倍と非常に高い数値を示しています。
また、大学生のように
たくさんの企業を受けるのではなく、
「学校推薦」という形で受けるので
手続きもスムーズです。
高校生の就活スケジュール
高校生の就活は、
以下の流れで進みます。
7月1日:求人票が公開
9月16日:面接開始
内定が出たら終了!
つまり、一社受けて内定が出れば就活終了
という流れになります。
大卒のように卒業の一年以上前から
就活…というわけでもありません。
大学生のように何社も受ける必要はないので、
就活の負担が少ないのが特徴です。
高卒就職のデメリット
一方で、高卒就職には
デメリットもあります。
一社しか受けられないため、
他の企業と比較することができない。企業と直接連絡が取れないため、
学校を通してしか情報が得られない。離職率が高い(3年以内に約37%が退職)。
特に、最初の3か月で辞める人が多い
のが問題です。
(離職者の5人に1人)
一社しか受けられず、
実際に働いてみたら
「思っていたのと違った!」
というケースも少なくありません。
高卒就職でも大企業に入れる?
「高卒だと良い企業に入れないのでは?」
と思うかもしれませんが、
意外とそんなことはありません。
例えば、工業高校から就職すれば、
大手メーカーに入ることも可能です。
むしろ、大学で4年間勉強するよりも、
高校卒業後に即戦力として働くほうが
大企業に入りやすいケースもあります。
近年の高卒就職の変化
最近では、
高校生向けの
就活イベントも増えてきています。
例えば、「ジョブドラフト」という
サービスがあり、
企業と高校生が直接やりとりできる機会も
増えてきました。
これにより、
事前に企業の情報を知ることができるため、
「思っていたのと違った!」という
ミスマッチが減ることが期待されています。
元々、学生側の負担が少なかった一方で
ミスマッチが起こっていた高校就活ですが
今はその状況もよくなってきたので
「絶対大学進学」…よりも
高卒就職も含めて選択を考えた方が
よさそうな時代だな…と思います。
まとめ
高校生の就職は、
売り手市場で内定が出やすいですが、
一社しか受けられないため
ミスマッチが起こりやすい
という特徴があります。
ただし、最近は企業との接点を持つ機会も増え、
高卒でも大企業に入るルートがあるため、
進路の選択肢として考えてみる価値はあります。
大学進学だけでなく、
高卒での就職も選択肢の一つとして、
しっかり考えてみましょう!
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