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自分の感情、ホントにわかってますか?【感情は、すぐに脳をジャックする】

感情に振り回されがちです。
らるです。

普段、こんなことがありませんでしょうか?

ちょっとしたことで落ち込んで
他のことも全部やる気をなくしてしまう

家族に言われた一言で怒ってしまい
言うつもりの無かった事まで言い過ぎて
後で後悔し
てしまう

…などといった、
「感情に振り回される」できごとです。

おそらく、一つ二つは
身に覚えがあるのではないでしょうか?


今日は、そんな「感情」に
振り回されないようにするために
できること
をこちらの本から伝えていきます!

紹介するのは
『プルチックの輪』というものです。


プルチックの輪って?

こちらです。

感情は、すぐに脳をジャックする P42

感情というのはあいまいなものですが
それを、視覚的かつ、体系的に
表してくれています。

これを見ながら、自分の感情を
振り返ってみることが
自分の感情の理解を深めることにつながり

「感情に振り回されない」自分に
近づいていける
…というわけです。


この「プルチックの輪」をみて
「こんなに細かく分ける必要あるの?」
と思われた方もいると思います。

ですが、そこがポイントなわけです。

感情…というのは、
非常に多様なものですが

私たちは、その多様さを表現する言葉を
持てていないんです。


そして、私たちは
概念として知らないものを
知覚することはできません。

「虹は何色あるのか?」
 一見、自明に思えるこの問いも、実は文化によって回答が違うことが知られています。日本では7色が一般的ですが、アメリカは6色、ドイツは5色、そして台湾のブヌン族は「赤、黄、紫の3色」と回答するそうです。これは色に対する概念が異なり、その色を表現する言葉があるのか、ないかで、同じ虹を見ても知覚される「色の数」が変わってくるのです。
 言うまでもなく、人は概念を通して世界を知覚するので、逆に言えば概念にないことは知覚できません。たとえば、日本には「わび・さび」という概念があります。それゆえ、古い石に生える苔を風雅なものとして知覚できますが、そのような概念をもたない人にとっては、苔はたんなる苔でしかなく、目にも留まらない可能性が高いのです。

佐渡島庸平; 石川善樹. 感情は、すぐに脳をジャックする (p.37). 学研プラス. Kindle 版.

虹は7色、というのは
日本では常識ですが、

アメリカでは6色ですし
ドイツでは5色なんです。


「わび・さび」を知らなければ
石に生える苔は、ただの苔
でしかないんです。


自分の中にある概念の通りにしか
ものごとは見えてこない

だからこそ、
感情の多様な種類を知ったうえでなければ
感情の深い理解にはつながらない

→プルチックの輪 が必要

ということになるわけです。


私的には
「感情って、こんなに種類があったんだぁ…」と
改めてちょっと驚いていることですが
これを眺めながら、自分の感情を省みて
「振り回されない私」を目指していきたいと思います。


私と同じように、感情に振り回されがちな方は
今回の方法を参考にして
自分の感情を「知る」というところから
始めているといいかもしれません!

ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました!

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