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自分の感情、ホントにわかってますか?【感情は、すぐに脳をジャックする】
感情に振り回されがちです。
らるです。
普段、こんなことがありませんでしょうか?
ちょっとしたことで落ち込んで
他のことも全部やる気をなくしてしまう
家族に言われた一言で怒ってしまい
言うつもりの無かった事まで言い過ぎて
後で後悔してしまう
…などといった、
「感情に振り回される」できごとです。
おそらく、一つ二つは
身に覚えがあるのではないでしょうか?
今日は、そんな「感情」に
振り回されないようにするために
できることをこちらの本から伝えていきます!
紹介するのは
『プルチックの輪』というものです。
プルチックの輪って?
こちらです。
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感情というのはあいまいなものですが
それを、視覚的かつ、体系的に
表してくれています。
これを見ながら、自分の感情を
振り返ってみることが
自分の感情の理解を深めることにつながり
「感情に振り回されない」自分に
近づいていける…というわけです。
この「プルチックの輪」をみて
「こんなに細かく分ける必要あるの?」
と思われた方もいると思います。
ですが、そこがポイントなわけです。
感情…というのは、
非常に多様なものですが
私たちは、その多様さを表現する言葉を
持てていないんです。
そして、私たちは
概念として知らないものを
知覚することはできません。
「虹は何色あるのか?」
一見、自明に思えるこの問いも、実は文化によって回答が違うことが知られています。日本では7色が一般的ですが、アメリカは6色、ドイツは5色、そして台湾のブヌン族は「赤、黄、紫の3色」と回答するそうです。これは色に対する概念が異なり、その色を表現する言葉があるのか、ないかで、同じ虹を見ても知覚される「色の数」が変わってくるのです。
言うまでもなく、人は概念を通して世界を知覚するので、逆に言えば概念にないことは知覚できません。たとえば、日本には「わび・さび」という概念があります。それゆえ、古い石に生える苔を風雅なものとして知覚できますが、そのような概念をもたない人にとっては、苔はたんなる苔でしかなく、目にも留まらない可能性が高いのです。
虹は7色、というのは
日本では常識ですが、
アメリカでは6色ですし
ドイツでは5色なんです。
「わび・さび」を知らなければ
石に生える苔は、ただの苔でしかないんです。
自分の中にある概念の通りにしか
ものごとは見えてこない…
だからこそ、
感情の多様な種類を知ったうえでなければ
感情の深い理解にはつながらない
→プルチックの輪 が必要
ということになるわけです。
私的には
「感情って、こんなに種類があったんだぁ…」と
改めてちょっと驚いていることですが
これを眺めながら、自分の感情を省みて
「振り回されない私」を目指していきたいと思います。
私と同じように、感情に振り回されがちな方は
今回の方法を参考にして
自分の感情を「知る」というところから
始めているといいかもしれません!
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました!