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経営者は何を大事にすべきなのか?
こんにちは、らるです。
最近、こちらの本を読みました。
株式会社フォーバル代表取締役会長が
書いた本です。
今日はこの本から
経営者の心構えについて
お話ししたいと思います。
会社は何のために
存在するのでしょうか?
「お金を儲けるため」
という答えが思い浮かぶ方も
多いかもしれません。
もちろん、お金を稼ぐことは
企業にとって重要な要素です。
しかし、それだけでは
長く続く会社にはなりません。
会社は社会の「公器」である
企業は、社会から
人やモノといったリソースを借り、
価値を提供する存在です。
その対価として利益を得ますが、
本質的には「ありがとう」を
集めることが企業の役割なのです。
日本には何百年も続く
老舗企業が存在しますが、
その理由は単なる利益追求ではなく、
社会に必要とされ続けたからです。
「何を提供する会社なのか?」
企業の使命は、
単に商品やサービスを売ることではなく、
価値を提供することです。
時代とともに
売るものが変わることもありますが、
提供する価値の本質が
ぶれない会社こそが生き残ります。
では、何を大切にすれば
長く続く企業になれるのでしょうか?
経営に必要な「使命感」
利益は大切ですが、
お金だけを追い求めると
企業は短期的な成功に走りがちです。
そこで重要なのが
会社が何を大事にするか…ということです。
(社是であるとか
企業理念であるとか
ミッション(使命)、ビジョン(未来像)、
バリュー(価値観)とか
どんな表現化は色々ありますが)
・この会社は何のために存在するのか?
・どのような未来を目指すのか?
・何を大事にして経営するのか?
これらを明確にし、
経営の軸を持つことが
会社を成長させる鍵になります。
経営に必要な「良心」
いかにうまくいっている会社でも
難局は訪れます。
そういうとき、
単に「お金儲け」を目的にしていると
すぐに倒れてしまいがちです。
最終的に経営者にとって
譲れないものがあるか
先ほど言ったような
どうしても実現し続けていきたい
社是があるか…
そういうことが大事になってきます。
元をたどれば
それは経営者の良心と言っても
いいかもしれません。
この難局を乗り越え
会社を存続させることが
皆の幸せのためにいいことだ
…と心からから思えるか
「お金が儲かるから」
「ルールで決まっているから」
そうした理由だけで
判断するのではなく、
自分が正しいと信じることを
貫くことが大切です。
それは会社経営だけでなく、
個人の生き方にも通じるものだな
…と感じます。
企業も人も、
使命を持ち、
正しいことをやり抜く力が
試される時代なのかもしれません。
まとめ
会社は、単なる利益追求ではなく、
社会に価値を提供し続ける
ことが使命です。
そのために必要なのは、
会社として大切にする価値を
明確にし、「ありがとう」を集める経営を
実践すること。
そして最も大切なのは、
経営者の良心に従い、
正しいことを貫く姿勢です。
これからの時代、
企業も人も、「何のために存在するのか」
を問い続けることが求められています。
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