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スタライ9thで優勝してしまった話

たぶん、この話はnoteで盛大にすることでは無い。でもこうやって書き留めておくことで、いつか訪れる未来に良い影響を与えるかもしれない。
私にとってはそれほど衝撃的な出来事だったし、これを超えるスタライはもう無い気がする。



はじめに

このnoteは2024年11月22日~24日に幕張メッセで開催された「あんさんぶるスターズ!! DREAM LIVE 9th Tour "Trapezium #Orion"」のいわゆるライブレポだ。私が参加したのは22日夜公演と23日昼公演。
ただ、私は記憶を無くすタイプのオタクなので内容に触れたレポらしいレポにはあまり期待しないでほしいところである。レポよりも、備忘録に近いだろう。
ほぼ全て自分語り、そして当たり前にネタバレを含みます。この時点で何となく嫌な予感がしたら今すぐブラウザバックを推奨します。

初めて最推しを見てボロ泣きするオタク

なんだかんだ「あんさんぶるスターズ!!」というコンテンツとは長い付き合いで、「あんさんぶるスターズ!!」が「あんさんぶるスターズ!」であった頃から私は朔間凛月推しとしてプロデューサー業に励んできた。以降、現在に至るまで推し増ししたり、界隈が変わったり、帰ってきたり……結局行き着いたのは「あんさんぶるスターズ!!」だったのだ。
推しについて詳細に話すと長くはなるが、軽く説明すると以下の通りだ。
最推しは朔間凛月と瀬名泉
推しは七種茨と漣ジュンと桜河こはく
KnightsP、EdenP、ゆるくクレビとダブフェも推している。
朔間凛月は特別で、彼がこの世でいちばん好きなアイドルだ。

そんな私がスタライに初めて参加したのは実は最近で、2024年5月に開催されたスタライ8thがそれである。その時は桜河こはく推しとして参加した。

そもそも私はスタライに興味が無かったので、今回で初めて最推しの朔間凛月を目の当たりにすることになったのだ。(そんな私がなぜスタライに行っているのかという話はまたやる気があればします。)

11月22日夜公演。
Knightsの出番になるまでもめちゃくちゃ楽しくて最高だった。好きな曲も見られて最高ハッピ〜!(Knights以外のユニットの詳細なレポは省きます。)
やば、これ、持たねぇかも……そう思った途端、軽快なイントロと共にKnightsの皆様が現れた。

その瞬間、心臓がめちゃくちゃ跳ね上がった感覚がした。

月永レオセンター曲の「Coruscate Breeze」。現実世界の季節と似合わぬ明るいサマーソングだが、幕張メッセに夏が訪れた。
"夏みたいな感情だったんだ"、本当にこの瞬間は真夏だった!
個人的にこの曲には思い入れがあり、丁度私があんスタへ出戻りした時に開催していたイベントが「夏風!異国で煌めくサンシャイン」だったのだ。出戻りとはいえ、あんスタ!ではなくあんスタ!!は初心者同様だったので☆5は獲得できなかったが、Knightsというユニットにある絆、そして推しである凛月と泉のあんスタ!!での関係性がよく分かるイベントで私は大好きだ。

暑さすら感じるほど沸きまくったKnightsの1曲目を終え、次の曲へ向かう曲振りの際にモニター下部から何かが上昇してくる。

そこでも私はまた心臓が跳ね上がったのだ。
だってそれは、朔間凛月センター曲「Little Romance」で用いる小道具なのだから。

そこから、曲が終わるまでほぼ記憶が無い。なんかそれっぽいセリフを言っていた気はするけど本当に覚えてない。

実は、開演前に同行者のレオ担KnightsPフォロワーと推しのセンター曲やってくれるといいねという話をしていた。クライマックスイベント及び2ndアルバム発売後初めてのスタライだと考えると、通常ユニット曲を披露する枠はかなり限られていると思っていた。
既存曲2+新規曲2だとして、Knightsの新規曲は4曲ある。レオも泉もセンター曲はまだ披露していない。凛月のセンター曲は既存曲になるが、ズ!時代の曲もあると考えれば確率はさらに下がる。
まぁ、聴けなかったらまたいつか。そのくらいの気持ちでいたのに、まさか2人とも推しのセンター曲が聴けるなんて。こんな幸せなことがあっていいのか。
(ある程度過去のスタライのセトリを把握していれば予想はできただろうが……)

ともあれ(あんスタ構文)、朔間凛月センター曲を初めてKnightsのいるスタライに参加して見られるのは本当に嬉しい。先程述べた通りほぼ記憶は無いのだが、涙が止まらなかったことだけは覚えてる。ボロ泣きで視界がぼやけてまともに見られなかったような気もする。
ペンライトなんて振れなかった。本当に美味しいものを食べた時に声が出なくなる、なんて人もいるだろうが、私は本当に幸せな時ペンライトを振れなくなるらしい。

凛月の落ち着いた優しい声色に対して私の心臓はずっとバクバクしてる。落ち着けない。
"ハッピーエンド"、今まさにそれだからもう死ねるかも……
リトロマを終え、休憩タイムに入ったわけだが既に余韻がすごかった。え、私のスタライ終わった?

運が良すぎて、明日死ぬのかも。

休憩タイムとMCを終えてまた始まる夢のような時間。
馴染みのあるズ!時代の曲も披露されて、Knightsの後半曲へ期待が高まっていく。

そして迎えた最後のMC。次は誰かな〜。
自分が参加する日に推しがMCとして出てきてくれたらそりゃ嬉しいけど、運だし。
そもそも今日めっちゃ席運よくて視界良好だし、既にセトリが良いし、これ以上はさすがに…………

月永レオと朔間凛月と七種茨!?

同行者の最推し(私はKnightsPなのでもちろんレオも推しのひとりである。)、私の最推し、私の推し。
まさかの組み合わせで横転ってやつ?横転どころか前転後転宙返りだよ、マジで。

推しのオンパレード、なにこれ。
MCとして段取りを考えてきた茨に対してクイズやりたーい!と全てをひっくり返すレオ、そんなレオにノリノリな凛月、最高の構図。これ考えたの私かもな。

レオがクイズを出し、凛月がクイズを出し……
凛月「じゃあ次はばらちん」

ばらちん!?!?

凛月って、茨のことばらちんって呼ぶんだ!!?!?!?!?
茨はそれに対して別になんもないんだ!!?!?!?
てか「ばらちん」って何!!?!?!?

ばらちんって呼べるまでに至ったその経緯が知りたいんだけど、だって別に凛月と茨仲良し描写無かったよ……な?期待してますよハピエレさん、シナリオライターの皆さん。

最高の組み合わせのMC、一応休憩タイムのひとつではあるのだが全く心が休まらなかった。
茨が次の準備があるからと先にハケたのだが、それつまりKnightsがトリじゃん…………と未来の死を覚悟した。
残された2人がハケる時、凛月がレオの頭に手を持っていってピースしてたの皆さん気付きました?あれ、何?ああいうことするんだ、朔間凛月さんって。ふーーーーーーーん……。
幻覚かと思ったけどみんなレポってるからやっぱり現実らしい。ふーーーーーーーーーん…………。

最高MCタイムを終え、バチイケEden(いちいち腰を落とすな振るな勘弁してくれ。)も拝め……

待ってKnightsアルバム衣装ぢゃん(泣)

すっかり忘れていた。前半のEdenが2ndアルバム衣装で登場したところから覚悟はしていたが、準備が出来ていなかった。悔しい。

アルバム衣装については、正直MV実装された時はジャケ写で見た期待値を下回ってしまったのでMVを見ることすら当時は躊躇われたのだが、生で「僕らは王子様じゃない "Knights"!」とか言われたらもう手のひらクルー。Knights、サイコ〜!

「Wondeful Happiness」は確実に披露されるだろうと思っていたのでしっかりと記憶を伴って楽しめた。
問題は次である。

次への曲振り、「愛をこめて」と言うから1stアルバム表題曲の「Grateful Allegiance」か……?いや、「忠誠」という言葉が出てきた。忠誠、忠誠を誓う曲……って…………

Article of Faithかよ(泣)(泣)(泣)

嘘みたいな本当の話、私はKnightsの曲の中で「Article of Faith」がいちばん好きだと言っても過言では無いくらい好きなのだ。
いちばん好きな曲を披露してくれた、涙ドバッ。やはりここも記憶が無い。涙で視界はぼやけるし、もちろんペンライトは振れなかった。

1番Cメロ「信頼なんて言葉で伝えるものじゃないんだろう」という歌詞が特に好きで。
Knightsそのものを表していて、Knightsとお姫様の関係性を表していて……言葉で伝えることを彼らは絶対に怠らないけど、信頼という概念的なものって言葉に乗せた気持ちだから、言葉がなくてもきっと伝わるんだろう。AoFがきっとずっと好きだと思う。

その後に「背中 預け」という歌詞共に凛月と泉が背中を合わせるところがあるが、そこで崩れ落ちたのは覚えている。上手と下手にKnightsが来てくれるシーンもあるが、そこでもまた崩れ落ちた。

曲が終わって、みんなでうっちゅ〜☆
あれ、走馬灯で流れないかな。

幸せに包まれて公演を終えた。後ナレがEdenだったことも運が良すぎる。
ホテルへ帰ってからも、余韻に浸ったままだ。
今日は何もかもが良すぎたから、明日はさすがに大丈夫だろう。
そうして私は眠りについたのだ。

運が良すぎて、今日死ぬのかも……?

来たる11月23日昼公演。
前日に全てを手に入れてしまったのでまぁ今日は後方腕組オタク面でもしていようかと思っていた。
(実際には履修済セトリにもかかわらずいちいち初心な反応をしていたが……)

そんな私の考えは早々に打ち砕かれることになる、Knightsによって。

前半の全ユニット2曲ずつ披露を終えた休憩タイム、サイドモニターに映し出されたZoom会議のような映像に…Knightsがいるじゃないか……!

やはりここも記憶が無い。
凛月がふあぁ眠い寝るとか、泉が寝るなとか、なんかそんなことを言っていた気がする。
何が休憩タイムだ、休憩させる気無いだろう。
好きな曲紹介という名目でアルバム表題曲を披露するということを示すための休憩タイムだが、まぁ記憶が無い。

まさかここでもはやユニットMCというものが聞けるだなんて、昨日から運がいいな…
さて、後方腕組オタク面……と気を取り直したところまでは良かった。
後半に差し掛かり遂に最後のMC、今日は誰かな…

朱桜司と瀬名泉と漣ジュン!?

もう意味が分からなかった。
私は今回参加した、たったの2公演で推し全てのMCを制覇してしまったわけだ。
手の震えが止まらなかった。2日目の同行者である友人が気を利かせてくれ、3人が出てきたと同時に双眼鏡を貸してくれたので震えた手でそれを受け取り実質ほぼ至近距離で最高MCを見届けた。

何をやるのかと思えば一言イケメンセリフ選手権(ガバ要約)らしい、イケボ配信者かよ。
ここもまたほぼ記憶がないが、至近距離でイケメンのイケボセリフに刺されたのでいちいち崩れ落ちてしまった。
漣ジュンの「俺のものになる覚悟は出来ていますかぁ?」だけははっきり覚えている。
Knightsのふたりがそれっぽいセリフを言うのは何となく理解できるが、Edenとしての漣ジュンはそのイメージが無い。なんて甘いセリフ、悲鳴に近い黄色い歓声があがった。

頭がくらくらしたまま友人に双眼鏡を返却した。ありがとう、君のおかげで私はよりMCを楽しめたよ。
「大丈夫?」と声をかけられたような気がするが、大丈夫なわけあるか。

そのまま公演を終え、放心状態で会場を後にした。
昨日今日とあまりにも運が良すぎたので本気で死を覚悟したが、新幹線が遅れてるくらいだったので良かった。

おわりに

以上が私のスタライ9thレポである。
はじめに言った通り、レポでは無いだろうこんなものは。

もしもここまで読んでくれている人がいるのなら、心の底から感謝します。
初めてこのような形で文を書いたし、本当にただ文章にしたかっただけなので、なんの面白みもなかっただろうが……。

今後も機会があればこのような形でレポを残したいとは思っている。スタライ規模の大きなイベントが無い限り難しいが、自分があの時こんな感情だったんだという記録は残したい。続けていこうと思う。

それでは、また機会があれば是非読んでやってください。
長々と拙い文章でしたが、どうもありがとうございました。