性的マイノリティについてもっと学びたい、けど
私が大学で所属している学部は、卒業論文が必修になっています(今二年生なのでもうちょっと先のことだけど)
今のところ多分ジェンダー、もしくはセクシュアリティ関連で何か書ければなぁと思っています
セクシュアリティ関連を研究したいのはなぜ?と聞かれたら、
一番大きいのは“自分のことをもっと知るため”でしょうか
一つ不安、というか心配、というか、懸念、というか、今しているのが
セクシュアリティ関連で研究をすることそれ自体が、カミングアウトになるのではないか
ということ
あくまでも私の場合ですが、「LGBTQ」とか「ジェンダー」みたいな言葉に自分は興味がないんだという風に装ってるんです、特に家族には
(実際めちゃくちゃ関心あり)
つまりどういうこと?
以下、具体的なエピソードです
あの、4月にTRP(TOKYO RAINBOW PRIDE)に初めて行ったのですが
「TRPに行ったよ〜」的なものはかろうじてインスタグラム(友達は見れる、家族は知らない)に投稿しました
一方で親には、イベントに行ったことを結局全く持って話さなかったし、イベントでもらったステッカーとかフラッグとかコンドーム()とかは全て隠しました
別に隠さなくても聞かれたら「そういえば行ったんだよ〜」くらい言えばいいのかな〜と思うけど、それはしなかった
とにかく小さなことでも感づかれるのが怖いんだと思います
いや、「TRPに参加してるからその人は当事者だ!」って、それこそ偏見なのですが
卒論で、例えばゲイに関連するものを書いたとして、きっとそれを親は読むと思います
どう感じるんでしょうか、うちの親は
「なんでこれについて書いたの?」
と聞かれたら終わりですね
その時はカミングアウトするんだろうか、自分
やっぱり個人的に、親に対してはカミングアウトしにくいです(嫌悪感を示される不安、結婚のこと子供のことなどがっかりさせたくない、この2つが理由として大きい希ガス)
前どこかでみた調査ですが、いわゆるLGBTQ当事者が、「LGBTQ関連のコト・モノ」に関わることに抵抗感を示しやすい、というデータもあるようです(出典示せずすみません)
周りからみた自分(見た目、雰囲気、喋り方とか)がどんな感じなのか?は結局自分自身で正確には認識できないのでそれがジレンマで、
私の場合、自分の喋り方はちょっと柔らかい感じ、(「女性らしい感じ」)、で、見た目も男!!という感じではない(そう自分のことを認識している)ので
もしかしてゲイ… と思われてるのかな〜 というのは時々感じざるを得ない(本当は違うかもしれないが)(でも分からない)
もちろんゲイだから女性っぽい(見た目、喋り方など)
これも偏見なのですが
自分による自分自身の認識と、他者の自分に対する認識のギャップがあるだろうから、それが不安で
性的マジョリティが見ている社会の「LGBTQ」ってどんな風なんでしょうか
やっぱり大多数の人は偏見にまみれてるのかな
私の場合は(繰り返しますけども)友達にさえもカミングアウトしてないので、
(追記:10月下旬に初めて1人にカミングアウトしました。)
多分同じマイノリティの中でも結構隠し通している方なんじゃないかな〜
感づかれたくないんですよねとにかく(めんどくさいですね)
カミングアウトっていわばギャンブルに近いのでは?
でもそろそろ言っちゃってもいいよな〜めんどくさいよな~と思う自分もいます
あとがき
8月の蒸し暑い夜にふと、ベットの上でこの文章を書き始め、深夜テンションのまま1時間もかからずに大枠を書き終えましたが、その時は公開せずに温めておき(温め過ぎ)、ようやく今日突然執筆を再開し、推敲をし、公開するに至りました。