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【ハッカソン特集】2024年ハッカソン【秋の陣】の振り返り
こんにちは、RareTECH公式ブログです。
本日は、RareTECHのカリキュラムにおける「2024年ハッカソン【秋の陣】」の様子をお届けします。
「ハッカソン」について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ハッカソン【秋の陣】スタート!
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2024年ハッカソン【秋の陣】には、総勢53名の方が参加されました。前回の夏の陣では45名だったので、8名も増えてくれました。
実践コース5チーム(23名)
入門コース5チーム(30名)
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今回も参加表明の時点ですごい熱量を感じますね。
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顔合わせ
RareTECHではバーチャルコミュニケーションツールであるoviceを利用しています。ハッカソン初日はそれぞれ属性の違う受講生の方々でチームを作り、顔合わせを行います。
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受講生の中には学生から社会人、すでにエンジニアとして従事している方とさまざまです。もちろん学習できる時間もバラバラですので、ここでのすり合わせはとても大事になってきます。
誰がどの分野の担当をするかもここで決まります。とりあえず出てみたという受講生の方もいますが、バックエンドで出たい!といった希望のある方もいます。もちろん受講生の中ですでにポジションに希望がある方は、運営でチーム分けをする際にうまく分配しています。
要件定義
顔合わせと役割分担が終了したら、今度はどんなアプリを作成するのかを決めていきます。ここは入門コースと実践コースで大きく違います。
入門コースの要件定義
作成するアプリがチャットアプリ限定なので、チャットアプリを大きく逸脱した機能を作成することはNGです。サンプルアプリも準備があるので、そのサンプルアプリにある機能は必ず入れつつ、チャットに関係する追加機能を実装することで評価が上がります。
サンプルアプリにある機能は以下です。
ログイン・サインアップ機能
チャンネルの作成・編集・削除機能
チャットの作成・編集・削除機能
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実践コースの要件定義
実践コースではお題も使用技術も自由な分、何を作るか決めるまでに時間がかかります。RareTECHではバックエンド言語にPythonを教えているので、基本的にバックエンドはPythonとそれに合わせたフレームワークを使うことが多い印象です。フロントエンドはReact、Next.jsを使う方が多いです。難しいかつモダンな技術を使うことが多いので、早めに要件定義を決め切って実装に入るのが良い判断です。
開発前半
入門コースの開発が始まると、まずどこから手をつけていいかわからない人が多いので、ハッカソンを担当するメンターがしっかりサポートしていきます。
開発前半はまだ時間に余裕があると思っている人も多いので、メンターが喝も入れていきます。いつも最後の方でバタバタすることが多いので、最初から必死にコーディングしてもらいます。
実践コースの開発は、技術メンターや講師の方に質問をしつつ実装を行なっていきます。特に初めて触れる技術のキャッチアップに苦労している印象です。
中間発表
開発前半が終了すると、中間発表が行われます。
中間発表までにアプリ開発と並行してスライド資料も作成する必要があります。中間発表はZoomで行われ、メンター陣が評価とアドバイスを行います。中間発表は最終発表の練習も兼ねています。RareTECHではプレゼン力の向上も必須と考えているので、発表の仕方にもフィードバックしていきます。IT業界では、ITのことが全く分かりませんという方に向けて説明する機会が非常に多いので、分かりやすく説明する必要があります。
開発後半
開発後半では、より多くの質問がメンターや講師陣に飛んでくるようになります。もちろん開発前半で思ってる以上に開発の時間がないことは伝えていますが、ゆっくりコーディングしているチームは出てしまいます。そういったチームの進捗を確認し、急ぎ立てるのもメンターの役目です。
後半はoviceに長時間滞在している受講生もかなり多かったです。
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最終発表
最終発表も中間発表と同じくZoomで行われます。入門コースと実践コースは別々で発表が行われ、入門コースの評価はメンター陣が、実践コースの評価は講師陣が行います。講師の方々はRareTECHの定義する希少型エンジニアを体現されている方々で、より的確な評価とアドバイスを行なっていただけます。
希少型エンジニアについては以下の記事をご確認ください。
最終発表では受講生自身が作った発表スライドを使って、Zoomで発表をしています。スライドのデザインやわかりやすさも評価の対象です。
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API設計はメモアプリのNotionでまとめる方も多いです。
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もちろんデータベースの設計もオリジナルのものです。
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最終発表ではチームとその制作物に明確な点数をつけます。
点数の振り分けは以下になります。
基礎的な技術が使用できているか(5)
API等を使いこなせているか(4)
フレームワークを適宜使いこなせているか(5)
セキュリティ、可用性、耐障害性が担保できているか(5)
シンプルなアーキテクチャになっているか(5)
UIがしっかり設計できているか(8)
実際に利用できそうなアプリか(6)
利用者の課題を解決しているか(6)
全員が技術をキャッチアップできているか(4)
集団開発の基礎ができているか(4)
わかりやすい資料になっているか(4)
伝えやすい言い回しをしているか(4)
全チームの発表が完了したら、優勝チームの発表に移ります!
実践コース優勝チームの発表!!
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Eチームの皆さんは学習用のアプリを作成していました。ご自身で問題を登録して、自分で解いたり、他のユーザーが作成した問題を解いたりするアプリです。
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Eチームは4名体制で、参加チームの中では最小人数でした。そんな中、優勝をしているのでとてもすごいですね!(他のチームはほとんどが5名体制)
実践コースで優勝したチームの方々にはAmazonギフト券¥5,000分をプレゼントしています!
入門コース優勝チームの発表!!
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入門コースの優勝チームは、高齢者向けのチャットアプリ『1習慣』になります。お仕事を定年で退職された方の生活にメリハリをつけるために開発されました。
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今回作成した成果物はこちらのページからご確認ください。
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まとめ
今回は、2024年度ハッカソン【秋の陣】の様子をご紹介しました。
ハッカソンの期間中は受講生も必死にアプリ開発を行なっています。他のカリキュラムでインプットした学習内容を思い切りアウトプットできる環境です。ハッカソンに出場することで、より実務に近い開発体験ができるのが強みですね。次回の冬の陣の様子もまた記事にしますので、お楽しみに!
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