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【ハッカソン特集】2024年ハッカソン【夏の陣】の振り返り

こんにちは、RareTECH公式ブログです。
本日は、RareTECHのカリキュラムにおける「2024年ハッカソン【夏の陣】」の様子をお届けします。

「ハッカソン」について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ハッカソン【夏の陣】スタート!

ハッカソン夏の陣

スタート直後の様子

2024年ハッカソン【夏の陣】には、総勢45名の方が参加されました。

  • 実践コース4チーム(17名)

  • 入門コース5チーム(28名)

ハッカソンのコース別内容

参加表明時から受講生の熱量は高く、皆さんのやる気を強く感じます。

参加表明の様子

顔合わせ〜要件定義

初日の顔合わせは、お互い初めましてから始まります。初日に行うことは以下の通りです。

  • 自己紹介

  • 担当分野を決める

  • スケジュール確認

  • どんなアプリを作るかアイディア出し

RareTECHの受講生の属性は会社員・学生・主婦など様々で、開発ができる時間もバラバラです。このすり合わせがスムーズな開発を行うために大事になってきます。

担当分野はインフラ・フロントエンド・バックエンドで分かれます。基本的にはチームで相談し決定されます。RareTECHのカリキュラムではどの分野も幅広く学習するため、どの担当でも力を発揮できます。

スケジュールの確認では、毎週何曜日にMTGを行うか?コーディングをする時間を合わせるかなどの話し合いが行われます。要件定義は程々に、何日にはコーディングを始めるかなども決めていきます。入門コースに出た受講生は特に初めてアプリを作る人が多いため、スケジュールの見積もりが甘いことが多くみられます。開発を支えるメンター陣がグループを回ってサポートしていきます。

開発前半

要件定義が完了したチームから、技術選定を行い、実際の開発が始まります。RareTECHではoviceというバーチャルコミュニケーションツールを使っています。その中で受講生は開発を行い、わからないことがあれば常駐しているメンターに質問しています。どのチームも週に1回はMTGを行っているので、そのMTGにもメンターが様子を見に行きます。

開発前半、入門コースの受講生は探り探りコードを書いている人が多く、質問にも多く訪れます。質問の内容は大体以下の通りです。

  • エディタとターミナルの関係性がわからない

  • Flask(アプリ)の動かし方がわからない

  • どこから書いていいかわからない

  • Gitの操作がわからない

中間発表までにある程度動かせるものを見せるためにも、必死な様子が見られます。このタイムリミットがあり、かつ同じチームの人に迷惑をかけてはいけないという気持ちが受講生をレベルアップさせます。

中間発表

開発前半が終了すると、中間発表が行われます。
中間発表までにアプリ開発と並行してスライド資料も作成する必要があります。中間発表はZoomで行われ、RareTECHのメンター陣が評価とアドバイスを行います。中間発表は最終発表の練習も兼ねています。

開発後半

後半になると、焦りを感じ始める受講生が多くなります。夜遅くまで開発やMTGをする人が多くなり、チームで一緒の課題をクリアする団結感が生まれていきます。メンターの介入・中にはRareTECHの講師に相談する人も多くなってきます。

特に開発後半で苦戦するのはアプリケーションのデプロイです。デプロイというのは、アプリを世の中に公開するための設定作業になります。クラウドサービスに自分たちのサーバーを立ち上げ、そのサーバーにアプリケーションを設置、一般の人がアクセスできるように様々な作業を行います。
インフラ担当者の腕の見せ所ですが、ここまで来るとチーム全員で協力して作業をしているようですね。

無事デプロイまで終わったら、URLを設定して完了です。
最後にスライドの準備をして最終発表にのぞみます。

最終発表

最終発表も中間発表と同様、Zoomで行われます。評価者は現役の希少型エンジニアである講師陣です。2ヶ月間の集大成ですので、受講生の皆さんも緊張の瞬間です。

最終発表ではチームとその制作物に明確な点数をつけます。
点数の振り分けは以下になります。

  • 基礎的な技術が使用できているか(5)

  • API等を使いこなせているか(4)

  • フレームワークを適宜使いこなせているか(5)

  • セキュリティ、可用性、耐障害性が担保できているか(5)

  • シンプルなアーキテクチャになっているか(5)

  • UIがしっかり設計できているか(8)

  • 実際に利用できそうなアプリか(6)

  • 利用者の課題を解決しているか(6)

  • 全員が技術をキャッチアップできているか(4)

  • 集団開発の基礎ができているか(4)

  • わかりやすい資料になっているか(4)

  • 伝えやすい言い回しをしているか(4)

エンジニアではない人が見たらよくわからない項目ですね!チーム開発を評価する際、最低限これくらいの評価軸が必要になります。全チームの発表が完了したら、優勝チームの発表に移ります!

優勝チームの発表!

入門コース優勝はFチーム!

Fチームのアプリは小学校向けの連絡帳アプリでした!追加機能が多く実装されていてすごいですね!メンバーはまだ入学して半年も経っていない方ばかりです。

Fチームのアプリの概要
実践コース優勝はBチーム!

実践コースの優勝チームが作ったのはSlack(チャットツール)で動くコミュニケーション支援アプリケーション!

Bチームのアプリ『Good and New』のHP

リモートワークでコミュニケーション不足になりがちな企業に向けて作られたアプリです!チャットツールではどうしても業務中心の連絡ばかりになりがちです。。このアプリを導入してコミュニケーションのきっかけ作りにしていきましょう!

アプリの使い方

アプリをSlackにインストールしますと、毎日14時にGood and Newからメッセージが届きます!24時間以内に起きた良かったことや新しい発見を送ってみましょう!

Good and Newからのメッセージ
メッセージは指定のチャンネルに送信されます

毎日14時に送った新しい発見や良かったことが仲間に共有されます!
ここからさまざまな会話が生まれそうですね!

今回作成した成果物はこちらのページからご確認ください。

成果物はこちら

まとめ

今回は、2024年度ハッカソン【夏の陣】の様子をご紹介しました。

2ヶ月間の限られた時間の中で成果物を完成させることは、受講生の自信に確実につながります。また、ハッカソンの経験は、転職活動時に高く評価されますので、受講生の皆様はこの経験をもとに活動を開始して頂けたらと思います。

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