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【カリキュラム解説】RareTECHのハッカソンとは?

こんにちは、RareTECH公式ブログです。

本日は、RareTECHのカリキュラムにおける「ハッカソン」の役割や、その魅力について詳しく解説します。

ハッカソンとは、システムの解析や改良を意味する「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた造語です。

RareTECHでは、年4回のハッカソンを開催しており、2ヶ月の期間をかけて1つのアプリを作成します。期間内で5名のチームメンバーと協力しながら1つのアプリを作成します。

なぜハッカソンを実施しているのか?

私たちは、独学と実務の一番の違いは「開発を1人でするのか、複数人でするのか」だと考えています。独学では、どうしても集団で開発する経験を得ることができません。そこで、RareTECHでは、ハッカソンを通して「チーム開発」を体験するのです。

開発には、大きく以下のような流れがあり、ハッカソンを通してこれを体験して頂きます。

  1. 要求定義

  2. 要件定義

  3. 設計

  4. コーディング

  5. テスト

  6. 保守

ハッカソンで体験できること

ソフトスキルを鍛える重要性

RareTECHでは、プログラミング言語やネットワークの知識などを「ハードスキル」と定義しており、一方で「コミュニケーション・タスク管理能力」などを「ソフトスキル」と定義しております。

ハッカソンは、単なるプログラミングの練習ではなく、受講生が実際の開発現場に近い環境でソフトスキルを身に付かせるための目的もあるのです。

ハッカソンで身に付くソフトスキルは以下のようなものがあります。

  1. 問題解決能力
    ハッカソンでは、どんなアプリを誰に届けるのか?というテーマから始まります。自分が好きなアプリを作るのではなく、誰かの役にたつアプリを作るので、ビジネスやマーケティングのような領域まで学びます。

  2. 「エンジニアとしての」コミュニケーション
    開発に必要なコミュニケーションを学びます。普通のコミュニケーションではなく、開発の現場で起こりうるテキストコミュニケーションであったり、疑問点等を完結にわかりやすく伝えるためのコミュニケーションを学習します。

  3. プロジェクトマネジメント能力
    ハッカソンでは、プロジェクトをリードする力も試されます。各メンバーに知識差がある中でチームをまとめ、完成に向かって正しくタスク管理や納期管理をする必要があります。将来的に、プロジェクトマネージャー職を目指す方には最高の環境です。

RareTECHのハッカソンは、普段の学習のアウトプットだけでなく、これらのスキルを鍛えるために設計されており、受講生が実際の現場で活躍できるように準備を整える役割を果たしています。

ハッカソンの内容

ハッカソンは、入門コース・実践コースに分かれています。初めての参加の方や未経験の方は、入門コースに参加して頂きます。

開催コース一覧

プロジェクトのテーマ設定

入門コースのテーマは、「チャットアプリ」です。実践コースでは、テーマが決まっておりません。社会課題を自分たちで仮定し、開発を行います。これにより、受講生は実際のビジネス環境で求められる解決策を考案し、実行に移す経験を積むことができます。

実際に受講生が作ったアプリはこちらに展示しております。

制作ギャラリーはこちらの画像をクリック

チーム編成と役割分担

ハッカソンは4~5名のチーム単位で行われ、各受講生はチームメンバーとして協力しながらプロジェクトを進めます。各メンバーが持つスキルや得意分野に基づいて役割分担を決めます。プロジェクトマネージャー、フロントエンド、バックエンド、インフラなど、それぞれの役割に応じた貢献が求められます。

リモートオフィスツールoviceの様子

開発プロセス

ハッカソンは、約2ヶ月間にわたって集中的に行われます。期間中、受講生はアイデア出しからプロトタイプの開発、そしてプレゼンテーションに至るまでの全プロセスを経験します。短期間での開発により、効率的な作業方法や優先順位の付け方を学ぶことができ、これが実際の開発現場で非常に役立ちます。

フィードバック

ハッカソンでは、第一線で活躍する現役のエンジニアが参加します。彼らから講師からのアドバイスやフィードバックを通じて、受講生は自分たちのプロジェクトをより洗練させると同時に、リアルな業界視点を学び取ることができます。このアドバイスとフィードバックが、受講生の成長を大きく促進します。

プレゼンテーションと評価

最終日には、各チームがプロジェクトの成果をプレゼンテーションします。このプレゼンテーションでは、プロジェクトのコンセプト、開発プロセス、技術的なチャレンジ、そして成果について発表します。講師・メンター陣から評価を受けることで、受講生は自分たちの取り組みを客観的に見直し、さらなる成長への糧とすることができます。

まとめ

こちらの記事では、RareTECHのカリキュラムの1つである「ハッカソン」について説明してきました。

現場に出るとチーム開発することも多いので円滑なコミュニケーション力や連携が求められます。ハッカソンの制作物を実績として転職活動を有利に進める方も多くいます。こういった実践を積み重ねていくことで希少型エンジニアへの道が開けます。

体験授業では、RareTECHの現役講師による講義やRareTECHのカリキュラム、受講の方法など幅広く解説しております。無料でご参加頂けますので、以下のリンクよりお気軽にお申し込みください。

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