他人とかぶりたくないファミリーカーなら、シトロエンC4ピカソ
シトロエン。
車好きの人でも、メーカー名しか知らない人、所有した事がない人が多いのではないでしょうか。
もうすぐ納車から3年になるのですが、子どもがまだ小さいので、荷物を載せる機会が多くなったため、車を買い換えました。
買い換える前に乗っていたのはFIAT500Cという車だったのですが、その車についてはまたの機会に。
車の買い替えで真っ先に選択肢に上がったのが、シトロエンのC4カクタスというSUVでした。
Citroen C4 cactus🔺フランスのシトロエンwebサイトへ飛びます
しかしこのカクタス、全国200台限定販売のため、抽選となり、落選しました…。
その後、2回目の抽選がはじまり、急いで申し込みましたがまたもや落選…。
後で聞いた話では、私の住む県では1台しか当選しなかったそうです。確かに出会ったこともほとんどないです。
C4カクタス抽選の際にシトロエンのディーラーに何度か訪問したのですが、その際、展示されていた白いC4ピカソが気になり始めました。C4カクタスは縁がなかったと思い始めていたところで、そろそろ買い替えないとまずいな、という思いもあり、C4ピカソを候補に変更することにしました。
C4ピカソは、SUVタイプのC4カクタスとは違い、とまちらかといえばミニバンに近い形です。少し背の高いハッチバック形状の車です(※私たちは5人乗りのC4ピカソを購入しましたが、7人乗りのグランドC4ピカソは完全にミニバンといえるスクエアな形状です)。SUVとは違い、フロントが短いので、車内の広さと積載能力がC4カクタスを大きく上回ります。そして装備も最新のものにアップデートされており、シトロエンの高級DSブランドより充実しているのも嬉しいところです。
しかも、C4カクタスにはなかったディーゼルエンジンのグレードがあったのが決め手になりました。私たちはとある事情で、とても距離を走る生活なので、ハイオクの車を購入することが気が進まなかったためです。
このシトロエン、C4ピカソをファミリーカーとして購入する理由として、積載能力と燃費の良さが文句なしであることが決め手となり、その後はウソのようにトントン拍子に購入が決まりました。
ディーゼルが燃費が良いと言っても、ハイブリッド車には遠く及びませんが、それまでのハイオク車の燃費より良い上に、軽油がリッター30円ほど安いのはやはり大きいです。燃費が一桁の車に乗っていた時期があっただけに、給油時の安さは感動モノでした。
こうして、C4ピカソを購入した私たちですが、C4ピカソを購入する理由は他にもありました。
もちろん、このnoteを書く理由になった、他人とかぶりたくない、という欲求を満たしてくれる車であったこと。あとは、ちょうど無金利分割キャンペーンの時期だったこと。
そして、最後の理由に、ドイツ車と違い、価格が分かりにくいこと、年式が分かりにくいこと、がありました。裕福とはとてもいえない私たち(車ももちろん分割で購入しています…)、そう何度も買い替えが出来るとも思えません。長く乗る場合、モデルチェンジのサイクルが短いドイツ車や国産車は難しいわけです。フランス車は、シトロエン、プジョー、ルノーと、どのメーカーもモデルチェンジのサイクルは長いのが伝統です。
C4ピカソは初代が2006年に登場し、翌年の2007年に日本で販売開始され、7年後の2013年に新型が登場し、2014年に2代目が日本に入ってきました。つまり、先代から7年経って新型に切り替わったということです。本国で新型が出ても、日本に入ってこないこともあります。
C4ピカソはその後、途中で名前や少々の仕様変更はあったものの、2014年の販売から5年後の2019年もほぼ同じデザインで、7人乗りのグランドC4スペースツアラー(なんと名前が変わりました)が販売されています。そして時期型はまだ予定されていません。
2019年に、C5エアクロスというSUVの販売が開始されましたが、もしかすると今後はミニバンタイプの販売はなくやり、SUVまたはクロスオーバーに切り替わるかもしれません。しかし、それはそれで、C4ピカソの希少性が保持または強化されるわけで、不都合はありません。
あと4年は少なくとも乗る予定なので、新型が販売されないといいなあ…と思う今日この頃です。