登録販売者解説マガジンを起こしたきっかけ
・挨拶
はじめまして、Hideです。
今はドキドキしながら、これを書いています。なぜかというと果たして発信していいのかどうか、いまだに悩んでいます。
・きっかけ
今回、このようなマガジンをやろうと思ったきっかけは、一人の方の相談からでした。勉強が難しくて、教科書の内容が全然わからないという訴えでした。
昔から教えることは好きだったので、教えることについては問題なかったのですが、いざ本屋で参考書をみていると難しく書いてあること・・・・・。思った以上にレベルが高いんだなと思いました。
しかも、あんな教科書の詰込み作業をしてテストを受かったところで、実務に使えると思えないし・・・・。
合格率を調べたところ、全国的に50%ぐらい、東京に至っては40%台(2019年は25%)と実に低い。
スクールや通信教育も充実してこれはちょっと問題ではないかと感じました。
・今後の日本の展開
また、上記の記事をみて、第2類と第3類は登録販売者が販売できるので、国も徐々に登録販売者が販売できる品目を増やそうと躍起になっています。
国も、薬局・薬店に求めているものは、だんだんと高いレベルを要求しています。
薬局数を減らし(6万8000店→3万程度)、薬局を医療のハブにして、病床数の減少や予防医療に力を入れ、健康保険の負担を軽くするのに、国も日々政策を考えています。
薬剤師の仕事の一部を登録販売者が行うので、薬剤師サイドからは不満がでることもありますが、経営者サイドからみると、人件費の問題から、薬剤師はより高いレベルで働かないと淘汰はされていくと思います。(この内容は別のマガジンでやろうと考え中です)
どちらにしても医療の質を上げるために、医学知識・患者さんや相談者のバックグランドを把握しながらのアドバイスはこれからますます重要になるかと思います。通常の医学知識だけであれば、すでにAIで事足りますからね。そんなわけで、登録販売者の仕事はより重要になってくると思います。
・このマガジンの目的
きっかけにも書いたのですが、テキストの書き方が難しすぎるのとテストのための詰込みをしても実務で役立たないと思い、立ち上げました。勉強のやり方や内容が理解できない人が多いかと思うので、まずは情報の提供をやれるだけやってみようかなといった感じです。
わかりやすく、覚えやすく、業務で使えるようなことをちょっとでもシェアして、楽しく勉強してもらえたらいいなと思います。
わからないことなどもあれば、連絡してもらって質問等も受けられたらいいなと思います。ただ、通常業務があるので、合間になるとは思いますが・・・。
・終わりに
一人でも多くの方が、試験を合格し、患者さんとの相談を楽しく、自信をもって接することができる登録販売者取得者がでることを期待しています。