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【医療英語を勉強したい方向けシリーズ】外国人患者対応のための英語コミュニケーションマニュアル Lesson 3 くすりの説明-内服薬(Attached some useful sentences and explanations)

・初めに

ひきつづき今日もワンポイントを入れながら記載していきたいと思います。

この内容は、以下にもありますのでよければご参考ください。
くすりのしおり
薬局で使える!
外国人患者対応のための英語コミュニケーションマニュアル
PHARMACEUTICAL COMMUNICATION MANUAL
https://www.rad-ar.or.jp/siori/pcmanual/

3.内服薬

  ● 内服薬

Oral medicine
(ワンポイントアドバイス)
内服の剤型も何種類か出てしまった時には言えないと困りますよね。
この機会に自分のボキャブラリーを増やしてはいかがでしょうか?
もちろんまずは簡単な単語から言えることが大事だと思います。

  ● 錠剤

Tablet

  ● 口腔内崩壊錠

Oral disintegrating tablet (allow tablet to melt in your mouth before swallowing)

  ● 徐放錠

Sustained-release tablet (it gradually shows its effects)

  ● 舌下錠

Sublingual tablet (place it under your tongue)
(ワンポイントアドバイス)
舌下錠っていうの難しいですよね。
最悪は、
This tablet set under your tongue.
でもいいかなと思います。
その際には、飲み込まないこと(Don't swallow)とか溶かす(disolve)とかうまく使うといいですね。

  ● 丸剤

Pill

  ● カプセル剤

Capsule

  ● 顆粒剤

Granules

  ● 散剤

Powder

  ● 液剤

Liquid

  ● シロップ剤

Syrup

 形状

  ● 丸

Round

  ● 楕円形

Oval
(ワンポイントアドバイス)
読みづらいですよね。
男性にはなじみがないのですが、爪の形でよく下記の5つの形を言うことがあります。
・ラウンド(爪の先端が丸い「ラウンド」)
・オーバル(卵のように先端も側面も丸い「オーバル」)
・ポイント (アーモンドとも呼ばれます)
 (爪の先端のカーブがシャープになった「ポイント」)
・スクエア(強度に優れ、長さ出しに適した「スクエア」)
・スクエアオフ(.スクエアの角に丸みを持たせた「スクエアオフ」)
男性もこれを機に、女子力も少しつけてみましょう。
英語の単語がわかれば案外、テストとかでも単語の意味が分かるのでそれだけ楽になることもあります。

  ● 割線入り

Scored tablet
(ワンポイントアドバイス)
scored tabletって言い方知っている方少ないのではないでしょうか?自分も初めて聞いた単語でした。
先ほどのように割って飲む場合であれば、splitやseparateなど別れるという単語を使えば説明しやすいかもしれませんね。

 色調

  ● 白

White

  ● 無色透明

Clear and colorless
(ワンポイントアドバイス)
無色って言いずらいですよね。colorlessですが、使えるようになるといいですよね。

  ● 白濁

Cloudy white
(ワンポイントアドバイス)
別な言い方だと乳白色って言い方になるのではないでしょうか?そんな時にはmilkyでもいいかと思います。

  ● ごく薄い

Very light colored
(ワンポイントアドバイス)
自分もいまだにうまく使えないのですが、Lightは、「軽い」以外にも「少しだけ」という意味があるのでこういった場でも使えるといいですね。

  ● 淡い

Pale
(ワンポイントアドバイス)
この単語ですが淡い以外にも、顔色でも使えます。他の意味合いだと青白いという意味になるので、病気の時の顔色でも使えます。

 投与回数

  ● 1日1回

Take once a day.
(ワンポイントアドバイス)
回数の言い回し覚えていますか?
once(1回)、 twice(2階)、3回目から「数+times」になりますね。
なので、毎食後は、「three times」になります。 

  ● 1日2回

Take twice a day.

  ● 1回、1目盛りずつ飲んでください。

Measure out one mark on the bottle and take that amount.

  ● 1日3回

Take three times a day.

  ● 1日4回

Take four times a day.

  ● 8時間毎ごと

Take every eight hours.
(ワンポイントアドバイス)
別な言い方で「every」を「each」を使うことができます。ただし、「each」を使う場合には「単数」にしなければいけないので注意しましょう。

  ● 必要に応じて

Use as needed.
(ワンポイントアドバイス)
他のいい方だと「as you need」でもいいと思います。

  ● 医師の指示通り

As directed by your physician/doctor
(ワンポイントアドバイス)
「physician」という単語は、「内科医」という単語です。
いろんな科にかかられると思うので、意味を分かってピンポイントで使うのは難しいですよね。

 投与時間

  ● 起床時

When you wake up.

  ● 朝

Morning

  ● 昼

Noon

  ● 夕方

Evening

  ● 就寝前

At bedtime
(ワンポイントアドバイス)
上記の時間を指すときの前置詞は「at」を使います。
自分も前置詞は苦手なのですが、時間の一点を指す場合は、「at」なので覚えておくといいですね。

  ● 食前30分

30 minutes before meals

  ● 食後30分

30 minutes after meals

  ● 食直前

Immediately before meals
(ワンポイントアドバイス)
「Immediately (すぐに)」という意味なのですが、言葉で言うには難しいですよね。
別な言い方だと、「as soon as possible(可能な限り早く)」がありますね。

  ● 食直後

Immediately after meals

  ● 空腹時

on an empty stomach

  ● 食後2時間

2 hours after meals

  ● 症状が出た時

When you have symptoms.

  ● ○時ごろ

Around ○ o'clock
(ワンポイントアドバイス)
~ごろってaroundを使うのですが、aboutと勘違いする方が多いと思いますので注意が必要です。

  ● 症状のひどい時

Only when the symptoms are very severe.

  ● 痛い時

When you feel pain.

  ● 熱が38.5℃以上ある時

If you fever is 38.5ºC/101. 3ºF or higher.
(ワンポイントアドバイス)
「℃(セルシウス、セ氏 )」と「℉(ファーレンハイト、華氏)」ってわかりづらいですよね。
日本はセルシウスなのですが、アメリカなどはファーレンハイトが一般的のようです。
一応、計算式としては、
[°F] = [°C] ×9/5+ 32
になりますが、覚えるのは大変ですよね。
なので最低限、華氏100℉=セ氏37.8℃(およそ38℃)
で覚えておくといいかと思います。

 服用量

  ● 1錠

one tablet

  ● 1包

one packet

  ● 1mL

one milliliter (mL)

  ● 1滴

one drop
(ワンポイントアドバイス)
参考までですが、20滴=1mlなので覚えておくといいですね。

  ● 1目盛

one measure (up to the (drawn) line)
(ワンポイントアドバイス)
「up to」ですが「~まで」という意味になります。

 投与回数

  ● ○○日分の薬が処方されています。

This prescription is for ○○ days.
(ワンポイントアドバイス)
この場合の「for」は期間を表しているので、結果として~日分という意味合いになります。

 注意

  ● 多めの水で飲んでください

Take with plenty of water.
(ワンポイントアドバイス)
たくさんの水ですが、水は不可算名詞(数えられない名詞)です。わかりづらければ、a lot of を使えば可算・不可算名詞両方使えるので気にしなくていいかと思います。

  ● グラス1杯(約200mL)の水で服用してください。

Take with a glass (about 200 ml) of water.

  ● 水に溶かして服用してください。

Dissolve in water before use.
(ワンポイントアドバイス)
このdissolve(溶かす)ですが、トローチ(英語では「Lozenge 」と言います)でも使いますので覚えてほしい表現ですね。

  ● 舌下に含み、かまずにゆっくり溶かしてください。

Put the medicine under your tongue and let it dissolve slowly. Do not chew.
(ワンポイントアドバイス)
ここでの表現も「chew(噛む)」という意味ですね。
チューインガムで覚えればいいと思います。
今は言いませんよね、年がばれそうです(笑)。

  ● 使用前に容器をよく振って使ってください。

Shake the bottle well before use.

  ● 服用した後は、次の使用まで○○時間空けてください。

Leave ○○ hours between doses.
(ワンポイントアドバイス)
ここでのLeaveは使い方が難しいですよね。自分はうまく使える自信がないです。あとは別のいい方でtake 〇〇hours until next doseとかになるかと思います。

  ● 薬を飲んでいる間は、母乳を与えないでください。

Do not take this medicine if you are breast feeding.
(ワンポイントアドバイス)
母乳って言い方難しいですよね。
単語としては、breastfeedになりますが、上記の文章では2語に分けていますね。

    ○粉ミルクを与えてください

Use infant formula to feed your baby during use.
(ワンポイントアドバイス)
infant(幼児)ですが、結構難しいですよね。formulaも「公式」という意味なので合わせると調製粉乳のような複合名詞が出来上がります

  ● 飲み忘れた場合は、気が付いた時にできるだけ早く飲んでください。

If you miss a dose, take the missed dose as soon as possible.
(ワンポイントアドバイス)
日本人だと忘れるだとforgetを使う方が多いと思いますが、機会を失うだとmissが結構使われます。自分も使い慣れていませんが、日々勉強しています。

  ● 飲み忘れた場合は、その回は飛ばして、次の服薬予定に従ってください。

If you miss a dose, skip the missed dose and follow your regular dosing schedule.

  ● 飲み忘れても次の回に2回分飲まないでください。

Even if you missed a dose, do not take 2 doses at the next scheduled time.

  ● 危険な機械操作や車の運転など気を付けてください。

Avoid driving a car or operating dangerous machinery.
(ワンポイントアドバイス)
avoidを使った後の動詞は「~ing」形になるので注意が必要です。
自分も得意ではないのですが、進行形が来る動詞は「メガフェップス MEGAPHEPS」で覚えるといいです。
自分もたまに忘れるので、思い出すとネットで調べています。

  ● 室温保存してください。

Store at room temperature.

  ● 湿気を避け、涼しい場所で保存してください。

Store in a cool, dry place.

  ● 他にも何か変だと感じたら、医師または薬剤師(私たち薬剤師)にご相談ください。

If you have any questions or concerns, please consult your doctor or pharmacist.
(ワンポイントアドバイス)
この系統の言い回しはいくつも出てきます。
Let me knowやfeel free to contact me などさまざまです。
こういう文章は最後の締めなので、サクッと言えるとかっこいいかなと思いますので是非一個でも多く言い回しを覚えてみましょう。

・最後に

今日も読んでいただきありがとうございました。

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Rare Pharmacist Hide / 薬局改善・革新士(Pharmacy improvement and innovation specialist)
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