英語を勉強する目的は?英語が好き?(良書紹介付き (笑))What is your purpose of studying English? Do you like studying English?
・はじめに
まず、はじめに言うことがあります。
自分は英語の勉強が好きではありません。
英語を勉強するということに、理由は十人十色なのかなと思います。
もちろん、英語が好きという方でしたら、その方は本当に幸せでうらやましいと思いますし、以下は読まれる必要はないかと思います。
今回の記事はあくまでいやいや英語の勉強を強制的にする羽目になった方々への何かしらのヒントになればと思い、書くことにしました。
・自分が英語を勉強する目的
出だしの段階で、すでにかなりのネガティブな感じに包まれていると思います。(笑)正直、ポジティブに簡単になれるのであれば、英語難民は現れないでしょうし、皆さんも英語に苦労されてないですよね?
自分が英語を勉強する目的は単純でした。
企業に転職をし感じたことと言えば、英語を使って仕事を今後していくような環境にしていけないと、自分の市場価値がなくなるからでした。
もちろん、自分たちの世代は受験世代真っただ中なので、受験英語のように根性でやればなんとかなると簡単に考えていました。わからない単語があればひたすら辞書を引き、意訳をして理解をする日々。しかしながら、覚える単語数も増えず、もちろんフレーズを覚えることはままならず、自己流の英語でごまかそうとしても、通用しないことは皆さんも分かっていらっしゃると思います。社内で何度も苦い思い出があり、社内で相手にもされないつらさも何度も味わったことがあります。
今では、少しながら自信もつき、とりあえず何とかするという前向きに英語に取り掛かろうという気にもなります。ここまで来るには、悲しいおっさんの一大ストーリーを語れるまでの挫折と悲しみ・苦しみがたくさん詰まっています。(笑)
目的は、単純で、自分が稼げるようになりたい、比較されても生き残れるようなヘッドハンティングされるような人材になりたいという現実的な目的しか今でもありません。
(夢がない話で申し訳ありません m(._.*)mペコッ)
・英語学習で大事なこと
・トレーニング
今は、正確に言うと英語学習はしていません。トレーニングをしています。
???となる方が多いかと思います。学習は学ぶことですよね。トレーニングは筋トレのようなものでひたすら素振りをすることになります。
受験英語のやり方で言うと、ただ理論的に学ぶということをされていると思います。確かに、それも重要です。前置詞のイメージ、丁寧なお願いをするための自分と相手の位置関係、こういうのは後述の本で学べます。
これも、どこかのタイミングで一回やっておくと一気に視野が広がります。
トレーニング方法はどこかで記載していきたいと思います。自分みたいな難民をこれ以上増やさないために・・・・・。
・目的及び期間
よく必ずどこの学校でも言われます。自分はこれと次の大事なことが苦手でした。目的は、仕事のみのため英語をするのに苦痛。期間も早く身につけばいいなぐらいでしか考えていませんでした。
過去の自分に言えることは、英語はそんなに簡単には身につかない、簡単にできるなど言うスクールなどはすでにあやしい、と言ってやりたいです。(笑)
いろんなスクールにも、体験で行き、ネイティブ信仰で話せば何とかなる考え、数々の英会話スクールにも通い、結果として自己流の聞き取れない・話したいことを言えない典型的なこてこての日本人英語のできあがりでした。(笑)
頑張ってはいたけど、結果が伴わず、みじめなものでした。今ならこうやれば実力が少しずつつくと言えますが、無知というものは、時に残酷な仕打ちを与えます。
大事なのは、目的を少しでも明確にすること、とりあえずの無理のないロードマップ(年単位)を描いて、自分の現在地からどのように計画的やるかを描けるとうまくいくかと思います。
ただ、昇進のためにTOEICのスコアがほしいというのはかなりお勧めできません。別の記事でも書きましたが、あくまでスコアは目安でしかないですし、仮にテクニックでスコアをたたき出しても、次に待ち受けるのは実務で英語を使うことです。ここで、付け焼刃の英語では、自分のメッキがはがれます。自分も今ではスコアを追うより、実務で使えるような英語をトレーニングするのにシフトをしました。これは、トレーニングを続けて、スコアがある程度行くと自分のなかで気持ちが変わります。スコアと自分の実力が釣り合ってない自分に気が付くはずです。そういった勉強をしないでほしいなと強く思います。
もちろん、英語の勉強が好きであれば言うことはありません。多くの先生方は、何かしら好きになれないと続かないとおっしゃられます。自分もある意味正しいと思います。自分は今でも好きかと言われれば、正直に好きとは言えない部分もいまだにあります。ただ、少しずつ自分の意識を変えるよう努力はしていますし、ひきつづきしていきたいなと思っています。これは次の題目にもつながります。
・承認
実は、これが一番大事です。人は、自分で自分を責めてしまうことが多々あります。自分がまさにそうでした。毎日ができない自分を責める。英語の勉強をしなければならないのに、ついつい、怠けてしまう、それをまた自分を責める。毎日がプレッシャーとストレスの2重苦でした。やらなくてはいけないけどできない。気持ちは本当にわかります。
今のスクールでも、入ってからしばらくは同じ状態が続きました。でも、自分にはあとがなかったので、さぼっても自分ができることをできるだけやることにしました。
ある時、自分が少しながら英語が読める、聞き取れる、少しは言いたいことが言えるようになったときに変化が出ました。
日本人はどちらかというと謙遜を良しとする人種だと思います。しかしながら、変化を感じ、自分の中で違和感が出た時に初めて自分が少しながらに成長したと実感できるかと思います。
今は、自分のよりよくなる変化を楽しみ、自分が新たに練習したり覚えたフレーズのストックに対して承認できるまでになりました。
日本人はどちらかというと自分に厳しい方が多いと思います。自分が成長したことを自分が認めてあげることは大事であると改めて思います。自分を認めることによって、前述のスキというところにもつながっていくのではないでしょうか?
・英語勉強に悩まれたり、躓かれたりするときに読んでほしい良書2冊
二冊は以前「もし英語学習がつらいのなら・・・」にも欠かさせていただいていますが本当に良書です。記事も見ていただいた上に下記の追加を書きますので両方読んでいただけると嬉しいなと思います。
・ハートで感じる英文法 決定版 大石泰斗 NHK出版
この本は、この本は英語をイメージ化することを教えてもらえます。もちろんほかのマテリアルを使っても同じ着地点になりますが、動名詞の考え方、前置詞の考え方、未来形、現在進行形、仮定法などどの位置、どのイメージで英語を使われるかというのがしっかり描かれています。
自分は今でも前置詞が得意ではありません。なんとなく受験英語で覚えてしまったために実用性のない英語になってしまいました。
この本を紹介いただいた時に、正直、自分が今までやっていた勉強は何だったんだろうという部分と、すっと知識が入っていくのを感じました。どこかのタイミングでこの本は手に取ってほしいなと強く思う一冊です。
今でも悩むとこの本を手に取って眺めることがあるぐらいです。
・TOEICテストで高得点をとれる人と取れない人の習慣 鹿野晴夫 明日香出版
この本も自分の中では良書でした。そもそも勉強する目的は?勉強法は?今の勉強で応用できるか?どのシチュエーションで英語を使うことを考えているかなどぐさぐさと突き刺さることを言われます。
TOEICの英語を、ただ、スコアを上げるだけの勉強をしていれば当然使える英語が身につくわけではないですよね。それをするから、TOEICのスコアが高いわりに英語ができないという矛盾が生まれるということをこの本でも書かれています。
TOEICがよく実務で使えないというというのは、勉強法の過ちから起こるのではないかと思います。
TOEICのテキストを使ってしっかり自分の言葉で答えるなど、本番をイメージした返答対応をしていけばおのずと道が開けると思います。
要は答えを選ぶだけではなく自分でイメージして自分で返答をするぐらいの対応をしてテキストを使いまわさない限り、実力はつかないかなと思います。
・最後に
辛いことをかなり言っている部分もありますが、自分を含めて日本人の英語力を少しでも高めて、より競争社会に打ち勝てればと思います。
みんなで引き続きグローバル力をつけて、英語を使ってビジネスを進めて頑張っていければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。