【完結編】超慎重派なわたしがライタースクールに高額課金した話②
こんにちは。
あっ、お久しぶりです……。(小声)
推しのために生きる ららさくちゃんです。
わたしは「推し活しやすい働き方」を求めて、現在Webライターで活躍する、ただのオタクです。
さて、先日こんな記事を書きました。
◆まだ読んでいないあなたへ◆
内容を簡単に、ひとことで説明しますと、
「ライティングスクールに15万課金(投資)した」
その話の続きです。
◆上記noteを読んでくれたあなたへ◆
「で?どこの講座なんだ?」
「こいつ1ヶ月以上も話の続きを放置して逃亡か?」
とメッセージをいただきました。
逃亡しておりません。ありがとうございます。
(※メッセージは架空です)
それではズバリお答えします!!
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その名も「ライティングカレッジ」
通称、ライカレ(以下ライカレ)
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3か月に渡る学習スケジュールに加え、添削サポートもバッチリ。
講義はすべてリアルタイムで開催され、ライティングに関する授業内容は多岐に渡ります。
講師を務めるのは、まよまよ先生こと、野口真代先生(以下まよまよ先生)
コピーライティング業界歴10年。
ストアカ内で公表されている受賞歴も素晴らしいです。
電子書籍出版をゴールに目指すライティング講座。
期間3ヶ月。
価格15万円。
入りたい!と思ったからといって、すぐに即決できたわけではなく。
決め手になった理由はいくつかあります。
理由その1:ラッキーセブン
まず「7期募集」という文字を見て、縁起がいいなって感じたこと。単純ですけど。
コンビニの会計が777円だと「ヨシっ!」って思いません?
ラッキーセブンの7を逃したら後悔する。
なんとなくそんな気持ちになりました。
理由その2:とある人物の言葉
ふたつめとして、とある人物から貰った言葉が大きく影響しました。
Q:それは誰か?
A:占い師です。
(えぇ〜〜。急に話が胡散臭い……。とは言わず聞いてください)
と言うのも、話はさかのぼること2021年11月。
正社員を辞めて「完全無職」だったわたしは、何かスキルを身につけるためスクールに通おうと考えていました。
選択肢は以下の2つ。
・市場価値を優先し、動画編集を学ぶ
・ライターの道、その第一歩としてライカレに入学する
どちらも同じくらいの熱量がある分野だったので、ひとりでは決めきれず。
第三者の意見が欲しくなりました。
それも、身内や友人以外の誰か。
もっと外野的な視点から、なんかこう、ズバッと導いてほしい。
そこで唐突に
「そうだ!占いに行こう!」
と思い立ったのが、ことの始まり。
ゲッターズ飯田とか、しいたけ占いとか。
ネットや書籍で手軽に情報が得られる占いが好きではある。
しかし対面相談するのは人生で3度目。
そのうち2回は友人と初詣に出かけた帰りにノリで行った程度です。
いわゆる「なんでもかんでも占い師さんに頼っちゃう(ハート)」みたいな占いバカではないことは言わせてもらいたい。(悪意がある言い方やめろ)
なんでもいいから決定打をうってくれるような「なにか」が欲しかったのだと思います。
運良く近所に“そこそこ有名な男性占い師”がいるのを知っていたので、公式サイトを通して指名予約完了。
この方の占術法は
・数秘術
・霊視
・タロット
と書いてあったけど、ぶっちゃけよく分かってません。
予約当日になり、入店すると
「こんにちワァア〜〜♡ららさく様ですねっ?」
とオネエ言葉で出迎えられ、席に案内されます。
「今日は何についてお悩みですか?なんでもいいですよぉ〜〜♡片想いとか、不倫とか〜♡」
ふ、ふ、不倫してそうに見えますかねえ!??!
(※あとから調べたら不倫が得意な先生だったことが判明。不倫が得意ってパワーワード……。)
「いや、恋愛は大丈夫です(笑)10年ほどネイリストをしていたのですが、退職して今はニートで。これからの仕事について聞きたいんですけど……。」
できるだけ口数を少なくしました。
占い師のすごさを確かめるにあたり、自分の事前情報はベラベラ話さない方がいい。
と、どこかで教わったことがあったので。
「ではお名前(漢字フルネーム)と、生年月日を教えてくださる?」
言われた通りに伝えると、3つの驚くべき答えが返ってきました。
「まず、組織は向いてないからフリーランスが合っている。ネイリストも個人でやった方がいい」
「好きなことでしか働けない子供の星ね」
「感性や言葉選びが独特だから小説家とかも向いてるかもしれな〜い」
!?!?!??
①「組織は向いてないからフリーランスが合っている」
たしかにわたしは組織や集団行動が大嫌い。
いや、正確には「上に立つ人(上司)」が尊敬できればキャンキャーンと尻尾を振ってどこまでだってついていく。
……でも。
尊敬できないと、まじで言うこと聞かない。いや聞けない。
っていうか聞きたくない。
間違ってる事に対して、ハイと頷けない。ハイと一言返せば終わるのに、分かっていてもそれができない。
良く言えば正義感が強い。
ストレートに悪く言うと、反論したがりの問題児でもある(社会人として致命的)
②「好きなことでしか働けない子供の星」
……〇〇の星ってテレビで見たことあるぞ。
確かにわたしは「好きなこと」でしか働いたことがない。
「ららさくちゃんは好きなことを仕事にしてるからいいよね」って、友人やネイリスト時代の顧客に1000回くらいは言われた。
わたしからすれば、全然興味のない仕事に就くのが信じられない。
大手だから?年収が高いから?
そんな見栄や虚勢で、人生のほとんどの時間を費やすなんてもったいないって思っている。
③「感性や言葉選びが独特だから小説家とかも向いてるかも」
極め付けの「小説家に向いてるかも」発言。
これを聞いた時、頭の中が草(www)でいっぱいになりました。
小説家になろうなんて、今まで生きてきて考えたこともなかった。いや、たぶん大多数の人は考えないと思う。
正直なところ、ライカレの受講を迷っていた一番の理由。
それは「電子書籍を出す」というゴールが設定されていること。
でも今、占い師に「感性や言葉選びが独特」と言われ、思い当たる節があり記憶を辿る。
・オタク仲間だけに公開した「完全プライベート誰得ブログ」が、そこそこの反響を呼んでいたこと。
・オタク限定で交流することを目的としたツイ垢(※)に「いいね」や「リプ」が多くつくこと。
※ツイ垢=Twitterアカウント
わたしの中では、推しに対する「超絶感情だだ漏れ構文」なのに、面白いとか楽しみとか言われてなぜか人が集まってくる。
そんな感覚は昔からあったかも。
過去を思い返しながら、頭に草を生やした状態で占い師を見ると
「頭でいろいろ考えすぎるのはダメ。考えすぎると失敗する。あとはあなた、調子にのりやすいから謙虚でいなさい」
思わず「はい……。」と声が出た。
心当たりがありすぎる。
このクセをなんとかしたい。
約30分超の占術が終わり、お礼を伝え店を出た。
そしてその3日後
2021/12/1
時計が0時を挿したと同時にストアカページを開き、クリックボタンに指を添える。
_申し込み完了。
占い師の言葉を、すべて間に受けた訳ではない。
もちろん「小説家」は目指してない。
でも
「今ここで、この道を選べ」「これは間違っていない」「大丈夫」
誰かにそう言われている気がした。
ライカレの申し込みが完了した翌日。
大量の予習動画が送られてきており、この時点で「15万の元はとったな」と思った。
本当にすごい量。予想してた30倍くらいの資料で、とても驚いた。
ここまで出しちゃっていいの?って。
入学まで1ヶ月ほど空白期間がありましたが、予習動画があったお陰でモチベーションを保ち、学習意欲も向上。
入学式から怒涛の3ヶ月を送り、
3月19日付けで無事に卒業。
15万円で得たもの
ライカレで学んだものは数多くあり、ひとことでは言い表せません。
ですが、やっぱり一番はマインド面でしょうか。
ライティング=文章
なのに、なぜマインドって?
まよまよ先生は講義中に数多くのマインドセットを教えてくれます。
ライターとしての心意気。
モチベーション維持の大切さ。
そして受講者が複数人いるという特殊環境ゆえの悩み。
周りとの温度差。勢い。折れそう。無理だ。できない。やめちゃえ。諦めろ。
「そうやって誘惑してくる自分に負けるな」
というメッセージが込められているのだと受け取っていました。
3ヶ月間過ごすにあたって自分の中で決めていた、いくつかのルールがあります。
最終講義を終え、感じたことなどを改めて思い出し、殴り書きしたメモがこれ。
これらはすべて
恩師がいて、仲間がいて、そして自分がいる。
独学では学べないことだらけです。
もちろん「自分のため」であることは大前提ですが「相手のため」を考えて行動することで、すべては良い結果に繋がると思っています。
教えられた知識を活かして、自分のためにまずは動く。
教えてくれてありがとうというお礼がしたいから「成果報告」をする。
いつまでも初心を忘れずに継続したいですね。
特別賞
卒業式ではMVP〜特別賞〜をいただきました。
卒業証書も発行してくれるのは嬉しいです(*⁰▿⁰*)ワーイワーイ
でも、欲を言えば「特別賞」じゃなくて「MVP」が欲しかったな〜〜〜なんて.°(ಗдಗ。)°.
ちょっと悔しさが残るのは、それだけ本気で駆け抜けた3ヶ月間だったのだと思います。
ちなみに人生初めての電子書籍は、2022年 春に出版予定。
これもまた、ひとりでは決められなかった。
仲間あっての結果です。感謝。
出す気もなかった電子書籍が「絶対出したい」に変わりました。
胸を張って、読んでください!と言うのは恥ずかしいですが、お手にとってもらえたら嬉しいです。
最後に、まよまよ先生へ。
とっても楽しい学びの場を提供いただき、ありがとうございました。
そして今後も、同期と共にお世話になりますっ!!!
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