day.2 おばあちゃん
今日はお葬式の打ち合わせに。
実は昨日投稿した後、祖母が亡くなりました。
祖母とは一緒に住んでいたのですが、ここ半年、寝たきり介護で1週間前から酸素濃度が低くなり入院。
昏睡状態でいつ危篤になってもおかしくない、と言われていました。
平日の仕事後だとお見舞いの時間に間に合わず、この土日でお見舞いに行くつもりで、昨日の土曜日に準備していたら、先に病院に行ってた父の妹、叔母さんから「病院に来て」と連絡が。
駆けつけると更に酸素濃度が下がり、酸素供給も最高レベルに。
酸素供給のマスクをつけて、意識はないけれど、必死に酸素を取り込もうとしている祖母の姿を見て、生きようと頑張ってる姿を見て、色んな気持ちが駆け巡りました。
生きていてほしい気持ちと苦しい思いはしてほしくない気持ちとで、正直、祖母の姿を見ながら頑張ってと言っていいのかどうかがわからなかったんです。
口を大きく開けて空気を取り込もうとして息をしている。祖母は頑張っている。ただそれだけがその時の事実でした。
頑張って空気を吸い込もうとしている祖母。
1時間くらいその場で何も出来ずに見守っていたら、ふと、その動作が無くなりました。
看護師さんが来て、「心電図が0になりました」と。
え?さっきまで必死に取り込もうとしていたのに、こんな呆気なく?というのが最初の気持ちです。
「医師が死亡確認に来るのでお待ちください。」と言われ、ただ待つ私たち。
けれど中々医師が来なく、40分ほどたった頃再度看護師さんが来て、また心拍が微弱ながら戻ったとのこと。祖母は最後まで頑張ってました。
しかしその30分後、息を引き取りました。
この半年、おばあちゃんも大変だったね。
友達とも遊べず、好きなカラオケにも行けず、お花を育てられず寝たきりで辛かったよね。
この1年は入退院も繰り返しながら、家に帰りたいってLINEも来たね。
家に帰って来れた時は泣いてたね。
私はまだまだ子供メンタルだから、弱っていくおばあちゃんを受け入れていくのに時間がかかったけれど、最後に看取れて良かったよ。
おじいちゃんが亡くなった時は20年前で、自分の近しい人の死が初めてで、おばあちゃんがおじいちゃんの手を握ってあげて。と言われたときに怖くて握れなかったのを思い出しては後悔してた。
だから、おばあちゃんの手はちゃんと握ろうと決めてたよ。
それくらいしか私には出来なかったけれど、お父さんと叔母さんの事は私に任せてね。
あと少しだけど、よろしくね。
祖母の顔は浮腫んでいて、私が知ってる祖母の顔ではなかったです。
私が毎日書き残していこうと思ったのも、こうやって祖母の体調や今後書くことにもなると思いますが、両親の体調もあり、この毎日は当たり前じゃないって事を痛感したのが大きかったからです。
当たり前じゃないのは分かっていたけれど、ついつい忘れがちになってしまうから、描き留めて大事にしようって思いました。
私自身、どうも過去の事を忘れやすい性分でして。
都合良く出来ているもんですわ。
しっかり祖母とお別れをこの火、水でしてきます。