
蛭子命(ひるこのみこと)・エビスさま
1月10日は、エビス祭りですね。
「古事記」によれば、ヒルコ命は、
イザナギ命、イザナミ命の結婚によってできた、最初のお子さんだそうです。
しかし、体が不自由だったため、葦船に乗せられて、海に流されました。
島国の日本では、古来より新しい文化を持って海からやってくる者を
神として崇めてきました。
葦船に乗って流された、ヒルコ命は、摂津国、西浦(兵庫県西宮)
に辿り着きました。
土地の人々は、ヒルコ命を、夷三郎殿として、大歓迎して、
大事に大事に養い育てました。
その方が夷大神、エビスさまだそうです。
2025年の1月9日、1月10日、1月11日、
関西は、「えべっさん」の日として、
空前の盛り上がりを見せました。
関西の商業は、えべっさんが支えていると言っても
過言ではありません。
エビス神は、豊漁や航海の安全、交易の守護神、商売繁盛の
神様として、崇められています。