番外編 天邪鬼な私
私は天邪鬼だ
みんなが信じてることを疑う。
この空は、本当に青なんだろうか
私の赤色と読んでる色は
人の黄色ではないだろうか
そもそも、他人は実在するのだろうか
ほんとはVRな世界で、
死んだらネタばらしされるんじゃないか
そんなことを割とガチで考えてる
そのままを信じない天邪鬼
そこにはたくさんの恩恵がある
盲信しない
《なにごと盲信しない》
神様はいる
別の角度からはいないとも言える
私は人だ
別の角度からはただの細胞のコロニーとも言える
他人はいる
別の角度からはいないとも言える
感情は電気信号だし
「時間なんて概念だ」って概念だし
疑うから
盲信しないし、現実と整合させる
そうしないと、盲信し依存するから
ある意味、処世術なのだ
逆を返せば、それだけ私は《それ》を信じてる
疑わなければ《いけない》ほど信じてしまうのだ
神を、人を、自分を。
具体的な天邪鬼
天邪鬼生活を現実生活で見てみるとこうだ
みんながAがいいっていってる
だからAのリスクを考える
安牌で
そのリスクのないBを選んでみたけど
やっぱりAのほうがいいから
リスクを潰してAを選ぶのだ
地産地消のふしぎ
たとえば、なんかわからんけど
みんなが地産地消がいいって言ってる
だけど、我が家の財政状況では
高いものは買えないから続かない。(リスク①)
さらに
今、店頭にならぶ
国産じゃない食品はどうなるのだろう
輸入先の労働者たちの仕事がなくなる(リスク②)
だから、私は輸入食品を食べよう
だけど、国際問題や環境問題を見聞きして
国力を上げるためにも、地産地消がいいらしい
地球にいいものを買ってみよう
ここでリスクを潰す
我が家の高いものを買うこと
リスク①の回避案は
洗剤各種、シャンプー類を石鹸に
使い捨てをやめて、繰り返し使えるものに
・ラップ→布巾とガラス性保存容器に
・紙類→トイレットペーパー以外タオルに
リスク②の回避策は
私が買わなくても、
誰か他の必要な人に届くからヨシとする
結局気持ちの問題なのだ
具体的な行動は
直産市や、地元企業や観光地を利用して
お金を地域に落とす。
すると人より、
より地産地消をこだわるようになった
安いし楽しい(笑)
人の流れになんて乗らない
ただ、人の流れに乗るのは嫌なのだ。
楽しくないから。
「誰かがしてるからする」は嫌い。
自分なりに咀嚼してからしたい。
あさはかなことはしたくない。
あさはかなことに傷ついてきたから。
人を傷つけるのは嫌なのだ。
ちなみに
HUNTER✕HUNTERのクラピカが
「沈黙が正解」って言ってたから
私は沈黙も好きだ。多くは語らないのが吉。
私は天邪鬼だから
私は天邪鬼だから
みんなが悲しいときこそ、ヘラヘラ笑いたいし
(悲しみを笑うわけじゃない)
みんなが楽しんでるときこそ、気を抜かず備える
人が気づかない、美しさを見つけたい
これは美しいんだよって伝えたい。
ただ、それだけ。
かっこつけたいだけ。
選民思考とは少し違う、特別の快楽
幼子が画用紙の切れ端を
プレゼントしてくれるみたいな
猫様がネズミの死体を運んでくるみたいな
そんな特別。
私は天邪鬼なのだ
かっこい天邪鬼
私はこうやって生きていく。