おじさん化への向き合い方 その途中

私は36歳で、着実におじさんになってきている。
日々、体感おじさん度は高まるばかり。
体力は落ち、白髪が増え、毛は薄くなりつつあり、肌も衰え、若い芸能人の区別がつかなくなり、ハラミしか食べられなくなってきた。

主に身体的な要素で、自分で思っていたよりもおじさん化が加速する。あまり好きな表現ではないが、明らかに見た目が劣化しているのだ。
その事実は受け入れがたいと思いつつもじわじわと焦る。鏡を見るたびに焦る。
なので、オールインワンジェルを顔に塗り、頭皮マッサージをし、プロテインを飲む(プロテインは鬱対策でもある)、健康そうなお茶を飲むといったささやかな抵抗を試みる。
がっつりアンチエイジング!となるとその若さへの渇望っぷりが情けなくもあるので、ささやかな抵抗どまりだ。
まだどこかで、「まさか自分がそこまでおじさんになるわけないだろう。。。」という淡い期待と、「あと数年で完全におじさんだ!やめてくれ!」という悲壮感が拮抗しているので、おじさん化への気持ちの準備ができていない。
本当は、「私も熟してきたな~わははは」くらいどっしり構えながらおじさんになりたい。いや、なんならおじさんになりたくない。まだフレッシュでいたい。

おじさんになることへのもう一つの恐怖は、見た目としてのおじさん化と社会的地位(会社的地位)の上昇が比例していないという点だ。私は、会社内でのポジション、収入の面で行くと社会的中の下に位置する(主観過ぎて、何の根拠もないが)。しかし、「順調におじさん化した場合、加齢に伴い社会的地位も上がるべき」という古くからの神話に照らし合わせると、その通りにはなっていない。

と言いつつ、ここら辺のことはもう少し丁寧に考え、言葉にしたいけど、一旦書き終えてしまいたくなったので、これで終わります。

とにかくまだおじさん化に向き合えておらず、おじさん化から少ない努力でどこまで逃げられるかを実践中という感じです。

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