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一杯のコーヒータイム #6

学生時代からアニメや舞台にはまり、その都度作品の中で好きな人を見つけてきた。

でも恋止まり。一生を添い遂げることはできない。

中学のとき、デブだのブスだのイジメられた。

155cm、64キロ。

そこから10キロ以上痩せてみたが、染み付いた言葉だけは残った。

罵声を浴びせてきた人達に言ってやりたい。

ブスは、所詮好み。あなたたちの好みじゃなくてすまなかったね。

デブは、言われてムカつくくらいなら痩せて当然だったわ。ありがとう。

痩せたからか、お陰様で高校以降はブスもデブも言われてないです。

だけど、言葉だけは残ってるよ。

人は見た目ではないけど、少なからずあの時の言葉は何度も私を臆病にさせてきた。

話を戻さないと。

仕事をしていたい、自分時間という自由が欲しい。

でも"孤独じゃない"自分も欲しい。

だからかな。"憧れだけ"の手の届かない人ばかりを好きになる。

きっと"恋をしてること"に安心したいんだ。

よくないよね。

自分のことも相手のことも知ろうとしないのは。

38歳にもなって社員でもない独り身の私が『孤独死』をしないか両親は心配でたまらない。

いつだったか家に帰ると、男性を呼びやすいようにと部屋のベッドが模様替えされていたり、『もっとお洒落しなさい!』と服を何度もプレゼントされた。

『どうしたら虫がついてくれるの!』と電話口で言った母の名言は今でも忘れられない。

親友が遠くに引っ越してしまったときも私に遊ぶ人さえもいなくなったと思い『このままでは死んでしまうんじゃないか』と親友の引っ越し先の近くからお見合い相手を見つけてきた。

本気(ガチ)だ。

ここまでくると私が悪いのかな。

だけど会わずに断った。

両親が気に掛けてくれたことは本当に感謝で、このことで関わってくださった見ず知らずの方々にも本当に申し訳ない。

相手の方と会ったくらいで付き合ったり結婚になるわけではないけど。

無理。

私のためでも両親のために会うみたいで、これまで素直に生きてきた私だとそれを態度に出してしまう。

いや、日記ではハッキリと言おう。

嫌だ。

両親を安心させたい気持ちはあるし、見合いだろうと恋だって結婚だって幸せだとわかってるけど。

心が後ろから引っ張るみたいに進まない。

まだ出逢えてないんだ、って言ってる気がする。

だから無理。

noteって名前だからかな。
誰かに読まれてる可能性があっても書きたくなる。読んでしまった方にはこんな話ばかり付き合わせて申し訳ないけど、私の中でたまってた思いを学生のときの日記みたいに書いてみて、思い違いに気付いたり、新しい考え方も生まれてる。
note、ありがとう。出会えてよかった。

今日もコーヒー、美味しかった。ごちそうさま。