わたしの「大好き」は一生モノだから・・・師走になるとあの日を想い出す(健やかなる時も病める時も)
我が子には おとこの子だけの 一択を望み
妻は見事に その勝手な夫の願いを叶えてくれた
そんな妻には 一生 頭は低くが基本・・・
その妻に 二世帯を建て これから先は
「好きな仕事に生きるよ！」わたしは言った
長かった「趣味は子育て」公言し生きたわたしの
「子育て卒業宣言」
それが 建てた新しい家で迎える 最初の大晦日に
息子たち夫婦を前に ステージ４を告白し 年明け早々手術することになったから！と
新型３Dエコーお試しで 名医の見立てを得た幸運
その月の内に 再検査に同行したわたし
夫婦で向き合う 最大の試練にも 妻は冷静だった
その一方でわたしも 案外 落ち着いていた
「甲斐性の無い夫を支えた妻の苦労が 報われずして簡単に終わる筈がない！」
その想いしか 浮かばなかったから
妻は幸運だった 病気に関してならば
それ以上の幸運なんて 有り得ないくらい恵まれていた
妻が病魔に襲われる
苦労をかけ通しだった夫にとって これ以上辛い仕打ちは見当たらない
代われるなら 迷うことなく代わりたかった！
最短日で 手術予定を入れて頂けた関係で
当日 切ってその場で検査しなければ分からない！
リンパへの転移の有無
その結果により 迷わず片方全摘を妻とわたしが選択
その頃 わたしは乗り合い代理店も経営していたから
特約で再生も付けていたが それは本人が希望しなかった！メスを入れるリスクと秤にかけ そのままでと
あれから すでに十数年が過ぎるけれど
術後のいろいろで わたしと妻は 老後はお互いに
どちらかを看取るまでは 子を頼らず ひとりになったら施設へ 決めて 三年ほどで建てた家を出ている
そして この春 終活用に 狭いマンションに越した
二度のマイホーム出費で 高齢者夫婦の財布は スッからかんになった・・・あはは
ただね 幸いに 妻は仕事場で必要とされているし
一方でわたしも じぶん勝手な「お節介」で 未だ未だ
働かなくてはならない
noteで 時折触れる「お金持ちではない！」
それは 決して嘘ではなく 財産家でもないのは事実だ
とは言え 息子たちふたりは 見たところ何不自由なく
マイホームを持ち 生活をenjoyしながら 子育て中
大して困ってもいないのに？父親は甘いから
冷蔵庫をそろそろ・ノートパソコンが・孫娘の着る物が
小耳に挟むと ついついガマ口を開ける
とにかく「夫は金銭欲が欠如している」妻に信用ゼロだ
つい前の記事にも書いている
こころを揺さぶることがあるとしても
身体は揺すぶらない・・・全摘再形成さえ望まなかった妻がありながら 甲斐性無しで苦労をかけ通しの夫が
若いひとの 胸を触るなどもってのほかだろう！
お尻だって 赤ん坊のオムツ替えならまだしも・・・
お客様選び甚だしい 接客営業マン歴約五十年のわたし
一生涯添い遂げられるか否か？
失敗する訳がない・・・人間観察力だけで生きている
